書籍(さ~な行) カテゴリの記事:

とんでもなく役に立つ数学

2017年8月15日10:14【カテゴリ : 書籍(さ~な行)
とんでもなく役に立つ数学
朝日出版社 (2015-03-31)
売り上げランキング: 16,673

数学を使えば、現実世界の
どういうことが計算できるかを解説したもの。

数学を苦手に感じていたり、興味が薄い高校生向けに
面白味を知ってもらうための本で、
数学知識を向上させるものというより
数学の存在意義を理解するためのコラム集。

とはいえ、数学を拒絶せずに読める人でないと
数式と数学用語が頻出する中盤あたりで挫折するだろう。
また、途中に挿入される絵が下手すぎる上に雑すぎて
理解を手助けするどころか、逆に混乱する始末。

数学にある程度興味がある人が、より興味を強めるための読み物。


成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい

2017年8月1日10:46【カテゴリ : 書籍(さ~な行)

グローバル社会へと変化していく中で
どういう力を身につけるべきかを解説したもの。

ビジネスマンに向けて全般的な能力を解説する内容かと思ったが、
前半はほぼ丸々、英語力に向けたもの。
ただ、実際に英語を勉強してきた過程や
実践経験を踏まえた話ばかりなので
本気で英語力を身につけていきたい人には参考になる。

後半はグローバルな会社で働くときのマナーや心構えの話になり、
たとえ外資系企業でなくても
社会人なら持っておいて欲しい考え方が書かれている。

ある程度、英語に興味がある人でないと得られる部分が少ないが、
自分を成長させたいビジネスマン向けの自己啓発本。


スウガクって、なんの役に立ちますか?

2017年7月29日10:58【カテゴリ : 書籍(さ~な行)

数学が将来なんの役に立つのかわからない、という人向けに
日常生活のさまざまな問題を数学の考え方で解説したもの。

数学を語るために強引に設定した問題ではなく、
本当に日常のふとした課題を題材にしている。
せいぜい中学生ぐらいの知識でわかるように解説されており、
数学用語や公式などはほとんど出てこないのが素晴らしい。

数学の教科書に出てくるようなややこしさはなく、
題材となる問題を簡潔に整理しながら解いていく。
数学に興味を持つきっかけや、
ある問題に数学的にアプローチするセンスを磨ける良書。


世界でふつうに働くために英語力より大切な39のこと

2017年7月27日10:33【カテゴリ : 書籍(さ~な行)
世界でふつうに働くために英語力より大切な39のこと
後藤 均 佐藤 豪
日本能率協会マネジメントセンター
売り上げランキング: 61,846

ある程度の社会経験を積んだ人が転職する際に
遭遇する問題点や注意すべき点を解説したもの。

立場の異なる人材をサンプルとした小説を挟みつつ、
それらをケーススタディとして説明していくが、
転職する際の迷いや心配事、こだわりがリアルで良い。
自分自身が転職するときの準備や心構え、
適した職場を選ぶときの参考になるだろう。

ただ、解説にカタカナ言葉を多用していたり
無関係な話題が続いて冗長気味だったり
解説ページのフォントが細すぎたりする部分は
もっと完成度を高めて欲しかったように思う。
中身が妙に薄く感じる箇所があり、本としては読みにくかった。

とはいえ、同じ企業・業界で長い間勤めている人は
偏った視点になっていないかを確認する意味で
本書をざっと読んでおくと参考になるだろう。

今後はどの企業でも
外国人や海外市場をターゲットに含めたり、
海外の競合相手と戦っていくのが当たり前になっていく。
外資系企業に就職を希望する人に限らず、
自分を成長させたい人には参考になる本。


自分でやった方が早い病

2017年7月17日10:37【カテゴリ : 書籍(さ~な行)
自分でやった方が早い病 (星海社新書)
小倉 広
講談社
売り上げランキング: 18,127

30代以降の会社員が、周囲の人へ仕事を回さず、
自分で抱え込んでしまうことのデメリットを解説したもの。

仕事ができる人が何もかも自分でこなしてしまうことの
デメリットをいろいろな視点から解説していく。
たくさんの仕事を自分で引き受けるというのは
一見、前向きで積極性が高い姿勢のように感じるが、
組織全体の強化という意味では逆効果という視点に納得。

ただ、同じような理論がひたすら続き、
特に後半に関しては水増ししているだけの印象なので
本としての中身は薄く感じた。
チーム全体を強化するための力を付けたいなら
『空気』で人を動かす」や「『任せ方』の教科書」の方がオススメ。


殺戮にいたる病

2017年7月1日10:54【カテゴリ : 書籍(さ~な行)
殺戮にいたる病 (講談社文庫)
講談社 (2013-10-11)
売り上げランキング: 876

女性に対する連続猟奇殺人について
いくつかの視点から展開していくサスペンス。

全編にわたって非常に読みやすい文章がテンポよく続き、
最後まで一気に読んでしまえる。
次々と罪を繰り返す異常性・変態性が強烈で
怖いもの見たさにどんどん読み進めてしまう。

また、本作は叙述トリックの傑作とも言われており、
いきなりエピローグから始まるという変化球だけでなく、
ラストギリギリでそれまでのイメージをひっくり返す見事な構成。
読み終えた直後に、また最初から読み直したくなる造り。

読みやすさ、スピード感、迫力、トリックが見事に融合され、
レベルの高いエンターテイメントが味わえる1冊。


図解 モチベーション大百科

2017年6月27日10:00【カテゴリ : 書籍(さ~な行)
図解 モチベーション大百科
池田貴将
サンクチュアリ出版
売り上げランキング: 136

さまざまな心理学実験をもとに
人々の反応や考え方を考察したもの。

ひとつの考察が1~4ページ程度と短く、
非常にテンポよく読めるのが気軽でよい。
条件や状況が少し変わるだけで人々の反応が変化するのが面白いし、
そう感じる理由にも共感できるので説得力がある。

文章による解説にアイコン的な挿絵が添えられているだけなので
「図解」というにはちょっと無理があった。
また、ある考察が別のページの考察と矛盾している部分もあり、
結局どうすべきか判断しにくい、ということもあったので
あくまで参考程度の読み物として楽しむのが正解だろう。

1冊で何百という心理学実験に触れることができ、
仕事や生活の中で活かせそうなトピックが詰まっている。


超 暇つぶし図鑑

2017年6月11日10:53【カテゴリ : 書籍(さ~な行)
超 暇つぶし図鑑
超 暇つぶし図鑑
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ARuFa
宝島社
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人気ブロガーのARuFa氏
ふと思いついたくだらないネタを
本当に実現しようとする体当たり企画の本。

「部屋を森にすると、室内で森林浴ができる」や
「老若男女で並ぶと、特殊能力者の集団っぽくなる」など、
言われてみれば「なるほど」と思うものの
それをやるためには手間もコストもかかるアイデアを
次々と実現してしまう行動力が素晴らしい。

ネット上の記事では製作過程や細かい工程も紹介されているが、
本書ではネタの発端と結末に絞っており、
かなり大変だったであろう内容でも
わずか2ページで紹介していたりと贅沢感がスゴい。

1冊にかなりのネタが収録されていて、
斬新な着眼点と予想外の結果が次々と楽しめる良書。


才能が9割

2017年5月11日10:15【カテゴリ : 書籍(さ~な行)
才能が9割 3つの質問であなたは目覚める
北端康良
経済界
売り上げランキング: 29,411

人それぞれの持つ特色を
うまく見つけるためのアドバイスを書いたもの。

本書の「才能」とは生まれながらに格差のある能力、という意味ではなく
人それぞれが持つ強みや適した方向性を指しており、
自分の力が存分に発揮される分野をうまく見つけよう、というテーマの本。

例となるエピソードがたくさん含まれ、
フォントが大きく文章の少ないページも多いので短時間で一気に読めるが、
肝心なことをなかなか言わないなど、引き延ばし感があって中身は薄め。

要は的確な自己分析を促すアドバイスなので
それがすでにできているかどうかで本書の価値が変わるだろう。


徹夜しないで人の2倍仕事をする技術

2017年4月15日10:57【カテゴリ : 書籍(さ~な行)

ドラゴン桜」や「エンゼルバンク」を描いたマンガ家が
人気マンガを生み出す方法と考え方について解説したもの。

絵がうまいわけでも洗練されているわけでもないが、
確かに毎作品がヒットしており、
その着眼点や狙い通りに売り上げを伸ばすセンスに感心する。

仕事論についての話かと思ったが、
あくまで創作活動に関連するコツを解説したものなので、
そういったことに携わる人に限ったアドバイスとなる。
感銘を受けるほど新鮮なものは見当たらなかったが、
1時間ほどで読めるボリュームなので、ざっと目を通しておくと良い。

【関連作品のレビュー】
クロカン(マンガ)
ドラゴン桜(マンガ)
マネーの拳(マンガ)
銀のアンカー(マンガ)
エンゼルバンク(マンガ)
インベスターZ(マンガ)
せめて25歳で知りたかった投資の授業(書籍)