マンガ(あ行・か行) カテゴリの記事:

1日外出録ハンチョウ<1巻>

2017年6月23日10:50【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)
1日外出録ハンチョウ(1) (ヤングマガジンコミックス)
講談社 (2017-06-06)
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賭博破戒録カイジ」で描かれた地下施設において
チンチロリンでカイジと勝負した班長を主人公にしたパロディ作品。

大金を稼いだ者だけが手に入れられる外出券を使い、
充実した1日を過ごす班長の様子を描いていく。

中間管理録トネガワ」と同様に、原作そのままの絵柄とコマ運びで
班長独自のこだわりをひたすら語る展開が新鮮。
食事にこだわる描写が多く、「孤独のグルメ」のような面白さもある。

カイジ好きだけが楽しめる完成度の高いパロディ。オススメ。

【関連作品のレビュー】
賭博黙示録カイジ(マンガ)
賭博破戒録カイジ(マンガ)
賭博堕天録カイジ(マンガ)
逆境無頼カイジ(アニメ)
カイジ 人生逆転ゲーム(映画)
中間管理録トネガワ(パロディマンガ)


かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~<1巻>

2017年6月14日10:14【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)

頭のいいエリート高校生の男女が
相手が言い寄ってくるよう、策略をめぐらせ合う話。

お互いに好意を寄せながらも素直になれないため、
なんとか望む状況に陥るよう策をめぐらせるコメディだが、
肝心のキャラクターが好きになれず、あまり楽しめなかった。


グラゼニ<1~2巻>

2017年5月27日10:19【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)
グラゼニ(1) (モーニングコミックス)
講談社 (2012-09-28)
売り上げランキング: 22,971

プロ野球選手のシビアな収入面に焦点を当てたマンガ。

先発投手の交代要員として出番を準備する中継ぎ投手を主人公に
選手の実力と年棒がどう関係しているのかを解説していく。
一般の野球マンガにあるような
試合戦略や勝ち負けといった部分は非常にあっさりと描かれ、
選手の価値基準に関してひたすら掘り下げていく。

野球選手が何億もの年棒で契約しているニュースを見かけるが、
それがいかに限られた頂点の話なのか、
いかに不安定でシビアな立場なのかがよくわかる。

野球好きよりも、人材評価やキャリアアップなどに興味がある人向け。


アドルフに告ぐ<全5巻>

2017年5月19日10:34【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)
アドルフに告ぐ 1
アドルフに告ぐ 1
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手塚プロダクション (2014-04-25)

ヒットラー率いるドイツ軍が世界を席巻する第二次世界大戦の中で、
ドイツ人、日本人、ユダヤ人の生き様を描いた話。

一気に話に入り込める最高の導入部から始まり、
常に最大の勢いで展開されるストーリーが素晴らしい。
感情移入しやすいキャラクターがあふれる中、
戦争の大局ではなく、戦時下での市民に焦点を当て、
人種による違いに苦しめられる人々の様子を描く。

全5巻という短いボリュームながら密度が濃く、
すべての要素が綺麗に結びつきながら
大きな時間の流れを感じることができる。
予備知識なく楽しめる大人向けの名作。


イノサン<1~6巻>

2017年5月15日10:08【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)
イノサン 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2014-05-15)
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マリー・アントワネットが生まれた18世紀のパリを舞台に、
処刑人の役目を受け継いだ青年の苦悩を描いた話。

処刑にまつわるストーリーや描写はかなりエグく、
残酷な死刑や拷問の場面もかなり具体的に描かれているので
そういったグロテスクな表現が苦手な人は受け付けないだろう。
1コマ1コマが大きく、ページの消耗が激しいが、
それを活かした素晴らしく緻密で美麗な絵に見とれてしまう。

残酷なのに美しいという独特の作風で、
その圧倒的な雰囲気に浸りながら読むマンガ。


エルメスの道

2017年5月13日10:44【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)
エルメスの道 (中公文庫―コミック版)
竹宮 惠子
中央公論新社
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ファッションブランドの代表的存在であるエルメスが
どのように創業し、発展を遂げてきたかを描いたもの。

エルメスに関して詳しくない人でも非常にわかりやすく、
馬具工房から今の地位に至ったのかがよく理解できる。
感情移入しやすいキャラクターで親しみが持てるし、
代替わりするごとに評判を上げていく様子が気持ちいい。

自分たちの強みを大切にしながらも
先見性を活かして意欲的に革新していく姿は
現代人にとっても見習うべき姿勢だろう。


会社をやめて喫茶店はじめました

2017年5月9日10:13【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)
会社をやめて喫茶店はじめました (コミックエッセイの森)
イースト・プレス (2017-04-06)
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派遣OLとして働いていた女性が
喫茶店を開くために奔走した様子をまとめたコミックエッセイ。

架空の話ではなく、実在する喫茶店の話で、
経営面の専門的な内容はほとんど描かれておらず、
あくまで作業内容を羅列した印象。
オープンするまでの苦労に絞られており、
開店以降の工夫や大変さも語られていない。

マンガとしては非常に読みやすく、
登場人物もいい人ばかりで気楽に楽しめるので、
独立開業の参考書というよりも喫茶店好きのための1冊。


かかってこいパリ

2017年2月15日10:45【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)
かかってこいパリ
かかってこいパリ
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飛鳥新社 (2015-08-14)

日本人のマンガ家がパリでのイベントや生活について描いたコミックエッセイ。

パリ愛してるぜ~」の続編だが、エピソードは独立しているため
本書から読んでも特に支障はない。

前作同様、オシャレなイメージのあるフランス人のガサツな様子や
先進国のはずなのに適当すぎる社会性など、
フランスのイメージを覆すインパクトがある。
日本のオタク文化を展示する「Japan Expo」などは
現地の熱狂ぶりが伝わってきて新鮮。

どちらかと言えば前巻「パリ愛してるぜ~」の方がオススメだが、
この作風が好きな人なら同様に楽しめる。

【関連作品のレビュー】
パリ愛してるぜ~
パリが呼んでいる
モンプチ 嫁はフランス人


係長 島耕作<全4巻>

2017年2月8日10:04【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)

課長になるまでの島耕作を描いた「ヤング 島耕作 主任編」の続編で、
係長として上司と同僚の間で奔走する話。

前作に続き、短くてテンポの良いエピソードが非常に面白い。
人間ドラマを感じさせつつスッキリした結末が多く、
島耕作のまっすぐな人柄も感情移入しやすい。

関わる人間もあまり多くないので、
これまでのシリーズを知らない人でも単独で楽しめる。

【関連作品のレビュー】
課長 島耕作
部長 島耕作
取締役 島耕作
常務 島耕作
専務 島耕作
社長 島耕作
ヤング 島耕作
ヤング 島耕作 主任編


うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

2017年2月5日10:38【カテゴリ : マンガ(あ行・か行)

うつ病を克服した人たちのいろいろな経緯をマンガで描いたもの。

たくさんのうつ病経験者のエピソードが載っており、これを見ると
人によって原因も解決法もさまざまということがわかる。
これだけいろいろなパターンが紹介されていれば
鬱に悩む人にとっても、自分とよく似たものを見つけ出し、
適切な考え方や治し方を参考にできるだろう。

マンガとしても非常に読みやすく、うつ病の人の感覚を理解したり、
自分が鬱に陥ったときの心構えをするのに最適な1冊。