マンガ(か行) カテゴリの記事:

五万節(ごまんぶし)

2017年10月17日10:18【カテゴリ : マンガ(か行)
五万節【電子特典付き】<五万節> (ビームコミックス)
KADOKAWA / エンターブレイン (2016-11-25)
売り上げランキング: 40,094

よく風景の中で突如起こる不条理を描いたシュールなギャグ短編集。

わずか数ページで終わってしまう中に
秀逸なアイデアが込められており、
ちよっとした変化で笑いを生み出すセンスに感心する。
ただ、中盤以降はネタのクオリティが低く、
いくら読んでも笑いどころがわからないものばかりだった。


海獣の子供<1巻>

2017年10月9日10:18【カテゴリ : マンガ(か行)
海獣の子供(1) (IKKI COMIX)
小学館 (2013-04-30)

周囲とうまく関係を築けない女子中学生が
ジュゴンによって育てられた2人の少年と出会う話。

ストーリーも絵も抽象的で全体的に神秘的な雰囲気が漂うが、
その分、つかみどころがなく、
何の話なのかイマイチわからなかった。

幻想的な作風に浸るのが好きな人はいいが、
説得力を求めたり結末を期待する人にはあまり向かない作品。


君たちはどう生きるか

2017年10月5日10:28【カテゴリ : マンガ(か行)
漫画 君たちはどう生きるか
マガジンハウス (2017-09-19)
売り上げランキング: 211

1937年に出版された小説をマンガにしたもので、
周囲の友人たちについていろいろと思い悩む中学生が
叔父さんとのやり取りを通して成長する話。

主人公の考えを掘り下げる叔父さんの存在が素晴らしく、
中学生の身の回りで起こる出来事を題材にしつつも
社会全体のことを考えさせる造りになっている。

叔父さんとやり取りする手紙やノートの部分のみ
マンガではなく文章ページとなるが、
この方が教訓の密度を保つことができるし、
原作の醍醐味を失わなくて済むだろう。

中学生にも理解できるように書かれた人生哲学で、
自分の生き様を決めるべく、若い人に読んで欲しい本。


カメントツの漫画ならず道<1巻>

2017年8月27日10:09【カテゴリ : マンガ(か行)

主にWeb上に掲載されるマンガを描いているカメントツが
有名マンガ家やマンガに関わる企業を訪問するコミックエッセイ。

無名な作者が体当たり的に取材し、
本音をまき散らす様子は非常に面白く、
同じような想いを持つ読者としても共感しやすい。
怖いもの知らずにズケズケと言ってくれるので
社交辞令ではないリアルな反応が読み取れる。

カラスヤサトシ福満しげゆきのような
本音丸出しのコミックエッセイが好きな人向け。


ケンガンアシュラ<1~3巻>

2017年8月7日10:03【カテゴリ : マンガ(か行)
ケンガンアシュラ(1) (裏少年サンデーコミックス)
小学館 (2013-08-19)
売り上げランキング: 12,949

企業や富豪同士の揉め事を納めるため、
それぞれが選んだ格闘家を戦わせて勝敗を決める話。

人間離れした者同士の豪快な戦い方は
先の展開が読めなくて面白い。
その中で語られる格闘理論はおそらくめちゃくちゃだが、
マンガだからこそ描ける非現実さが逆に楽しい。

格闘技としてのリアリティはないが、
サクサクとテンポよく展開していくので気楽に読める。


学生 島耕作<全6巻>

2017年7月15日10:12【カテゴリ : マンガ(か行)
学生 島耕作(1) (イブニングコミックス)
講談社 (2014-11-21)
売り上げランキング: 24,483

課長 島耕作」シリーズのひとつで、
島耕作がまだ大学生だった頃を描いた話。

時系列としては「社長 島耕作」の14巻に
収録されている短編「少年 島耕作」の続編となり、
そこに出てくる登場人物がストーリーに絡んでくる。
また、「課長 島耕作」以降の主要人物も出てくるので、
課長~社長までのシリーズ作品を読んでおく方が楽しめる。

1960年代後半の大学生活が描かれており、
特に学生運動がどのように影響していたのかが非常によくわかる。
また、相変わらず島耕作の人のよさが感情移入しやすく、
それぞれのエピソードがうまくまとまっていくのが素晴らしい。

【関連作品のレビュー】
課長 島耕作
部長 島耕作
取締役 島耕作
常務 島耕作
専務 島耕作
社長 島耕作
ヤング 島耕作
ヤング 島耕作 主任編
係長 島耕作


グラップラー刃牙(バキ)<全42巻>

2017年7月13日10:56【カテゴリ : マンガ(か行)
グラップラー刃牙 1 (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店 (2012-12-19)
売り上げランキング: 13,430

圧倒的な格闘技の才能を見せる高校生が
秘密裏に開催される闘技場で勝ち上がっていく話。

人間離れした同士の戦いで
そのめちゃくちゃな強さを表現する演出が面白い。
非現実な強さを描いているものの、
王道のサクセスストーリーとして感情移入しやすく、
それぞれの戦いのテンポも早いので読みやすい。

独特な画風で敬遠しがちだが、
読み始めると止まらなくなる魅力がある格闘マンガ。


かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~<1巻>

2017年6月14日10:14【カテゴリ : マンガ(か行)

頭のいいエリート高校生の男女が
相手が言い寄ってくるよう、策略をめぐらせ合う話。

お互いに好意を寄せながらも素直になれないため、
なんとか望む状況に陥るよう策をめぐらせるコメディだが、
肝心のキャラクターが好きになれず、あまり楽しめなかった。


グラゼニ<1~2巻>

2017年5月27日10:19【カテゴリ : マンガ(か行)
グラゼニ(1) (モーニングコミックス)
講談社 (2012-09-28)
売り上げランキング: 22,971

プロ野球選手のシビアな収入面に焦点を当てたマンガ。

先発投手の交代要員として出番を準備する中継ぎ投手を主人公に
選手の実力と年棒がどう関係しているのかを解説していく。
一般の野球マンガにあるような
試合戦略や勝ち負けといった部分は非常にあっさりと描かれ、
選手の価値基準に関してひたすら掘り下げていく。

野球選手が何億もの年棒で契約しているニュースを見かけるが、
それがいかに限られた頂点の話なのか、
いかに不安定でシビアな立場なのかがよくわかる。

野球好きよりも、人材評価やキャリアアップなどに興味がある人向け。


会社をやめて喫茶店はじめました

2017年5月9日10:13【カテゴリ : マンガ(か行)
会社をやめて喫茶店はじめました (コミックエッセイの森)
イースト・プレス (2017-04-06)
売り上げランキング: 6,838

派遣OLとして働いていた女性が
喫茶店を開くために奔走した様子をまとめたコミックエッセイ。

架空の話ではなく、実在する喫茶店の話で、
経営面の専門的な内容はほとんど描かれておらず、
あくまで作業内容を羅列した印象。
オープンするまでの苦労に絞られており、
開店以降の工夫や大変さも語られていない。

マンガとしては非常に読みやすく、
登場人物もいい人ばかりで気楽に楽しめるので、
独立開業の参考書というよりも喫茶店好きのための1冊。