マンガ(な行・は行) カテゴリの記事:

ボールルームへようこそ<1~8巻>

2017年3月14日10:57【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
ボールルームへようこそ(1) (月刊少年マガジンコミックス)
講談社 (2012-12-07)
売り上げランキング: 11,051

まったくの素人であった少年が社交ダンスに目覚めていく話。

社交ダンスのことを何も知らない人でも
問題なく理解できるように描かれており、
主人公が熱意と素質でのし上がっていく様子を楽しめる。
感情移入しやすい登場人物とテンポのいいストーリーで
どんどん読み進めてしまう勢いがある。

未経験の主人公が唐突に目覚めていくというよくある筋書きだが、
」や「はじめの一歩」と同じような興奮が味わえる作品。


ニトロちゃん ~みんなと違う、発達障害の私~

2017年3月2日10:05【カテゴリ : マンガ(な行・は行)

発達障害に悩まされた作者が
小中学生のときに体験した出来事を描いたマンガ。

アスペルガー症候群と学習障害とADHDの子供が
日々の生活でどう感じ、どう行動するかが細かく描かれており、
他人と違った反応・感情によって
社会生活に不都合が生まれる様子がよくわかる。

発達障害がどういうものなのかを
追体験して理解する意味では非常に適した本だが、
「どう対応すればいいのか」という答えは載っていないため、
読んでいるとひたすら心苦しくなっていく。
特に先生から虐待を受ける場面は見ていて辛かった。


パリが呼んでいる

2017年2月27日10:28【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
パリが呼んでいる
パリが呼んでいる
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飛鳥新社 (2015-08-14)

かかってこいパリ」に続くシリーズ第3弾で、
パリに住んでいる作者の生の声を描いたコミックエッセイ。

タイトルは変わったが、
中身はただの3巻目というほど印象で、
これまでの内容が好きな人なら同様に楽しめるだろう。
また、国際ブックフェアへの招待やテレビ出演など
一般の人には縁遠い経験に関しても興味深かった。

1巻目ほどのインパクトはないものの、
日本文化との違いやフランス人独特の反応が楽しめる。

【関連作品のレビュー】
パリ愛してるぜ~
かかってこいパリ
モンプチ 嫁はフランス人


モンプチ 嫁はフランス人<1~2巻>

2017年2月21日10:54【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
モンプチ 嫁はフランス人 (FEEL COMICS)
祥伝社 (2015-12-25)
売り上げランキング: 2,444

フランス人の妻を持つマンガ家の男性が
日々の生活や子育てを描いたエッセイ。

パリで過ごした頃のエッセイも面白かったが、
今作も負けじと面白かった。
フランス人との文化的な違いに関しては少なくなったが、
代わりに育児の面での何気ない話がやたらと面白い。
ちょっとしたことをしっかり観察していて
その冷静な分析ぶりにいちいち笑ってしまった。
妻もいい人で仲がいいため、安心して読んでいられる。

セキララ結婚生活」「ダーリンは外国人」など、
夫婦系コミックエッセイが好きな人向け。

【関連作品のレビュー】
パリ愛してるぜ~
かかってこいパリ
パリが呼んでいる


パリ愛してるぜ~

2017年1月25日10:32【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
パリ愛してるぜ~
パリ愛してるぜ~
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飛鳥新社 (2015-08-14)

パリで暮らしてみたマンガ家の男性が
現地の人々の様子を描いたコミックエッセイ。

オシャレな気取ったパリの様子ではなく、
生活感溢れる日々の様子とリアルな人間観察が興味深い。
日本人の感性では驚くこと、驚かれることのギャップも面白く、
苦労している様子がそのまま伝わってくる。

ローカル感あふれる外国エッセイはなかなか珍しく、
パリに親近感がわく絶妙な作風でオススメ。

【関連作品のレビュー】
かかってこいパリ
パリが呼んでいる
モンプチ 嫁はフランス人


日々我人間(ヒビワレニンゲン)

2017年1月15日10:16【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
日々我人間 (文春e-book)
日々我人間 (文春e-book)
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文藝春秋 (2016-12-02)

毎日を独りで黙々と過ごすマンガ家の桜玉吉が
生活の中で起きたちょっとした出来事を描いたコミックエッセイ。

1ページで読み切れるボリュームで
日々の出来事を日記のように描いていく。
鬱混じりでネガティブな雰囲気にあふれていた最近の作品と異なり、
温和な毎日の中での小さなネタばかりで非常に気軽に読める。

人付き合いから距離を置いた生活をしているとはいえ、
非常に常識的な反応をする作者の言動は
読んでいて共感を呼ぶものばかり。
新聞の4コママンガのような手軽さと中毒性があり、
これまでの作品を知らない人でも本書だけで十分楽しめる。

【関連作品のレビュー】
幽玄漫玉日記
御緩漫玉日記


藤子不二雄Aのブラックユーモア<1~2巻>

2017年1月4日10:14【カテゴリ : マンガ(な行・は行)

藤子・F・不二雄とコンビを組んでいた藤子不二雄Aによるショートショートで、
藤子・F・不二雄の短編集とはまた違ったタッチが楽しめる。

第1巻 収録エピソード:
●小池さんの奇妙な生活 ●黒イせぇるすまん ●ひっとらぁ伯父サン
●ひっとらぁ伯父サンの情熱的な日々 ●B・Jブルース ●不思議町怪奇通り
●魔雀 ●パラダイス ●ブレーキふまずにアクセルふんじゃった
●北京塡鴨式 ●マグリットの石 ●水中花 ●マカオの男
●社長幼稚園 ●赤か黒か ●恐喝有限会社 ●禁じられた遊び
●爪のある杖 ●串の入った鞭 ●鎖のついた武器 ●目のない舞姫
●わが名はモグロ…喪黒福造

第2巻 収録エピソード:
●諸芸百般道けわし ●恋文 ●万年青 ●明日は日曜日そしてまた明後日も……
●ポルノを買いに ●ヒゲ男 ●赤紙きたる ●マンハッタン・ブルース
●スターダスト・ラプソティ ●Q・Eマーチ ●カタリ・カタリ
●なにもしない課 ●ダル男の物憂い日々 ●無邪気な賭博師
●内気な色事師 ●不器用な理髪師 ●田園交響楽 ●一本道の男
●転べばベッタリ◎の上… ●暗闇から石 

不思議なアイテムやSFといったノリではなく、
人間の狂気が軸となっているエピソードが多く、
妬みや恨みを持った人間臭いキャラクターばかりが登場する。

作品ごとに当たりハズレはあるが、
全体的にオチよりも会話と展開を楽しむものが多い。
エグい話を好んで受け入れられる人向け。


ベル・エポック<全7巻>

2016年11月9日10:23【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
ベル・エポック 1 (クイーンズコミックスDIGITAL)
集英社 (2015-08-01)
売り上げランキング: 66,180

働き盛りの女性たちを主人公にした話。

恋愛や仕事、生活面でいろいろな自由と不自由に悩まされながらも
それぞれ前向きに描かれているのが読んでいて気持ちいい。
女性がぶつかるであろういろんな悩みがリアルに描かれているし、
エピソードごとに主人公を変わっても
すんなりと読めるキャラクター作りのうまさが光る。

20年ほども前の作品なので、いろいろな時代背景が今とは異なるが、
働く女性ばかりを題材にした貴重な良作。


夏目友人帳<1~11巻>

2016年11月3日10:18【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
夏目友人帳 1 (花とゆめコミックス)
白泉社 (2013-06-10)
売り上げランキング: 1,656

悪霊や妖怪が見えてしまう高校生が
さまざまなトラブルに巻き込まれる話。

妖怪に対抗する能力を持ちながらも、
積極的に退治するのではなく
人情味にあふれるおとなしい主人公という設定が面白い。

妖怪を含めてキャラクター作りがうまく、
それぞれの事情に毎回感情移入してしまう。
蟲師」の雰囲気にも似た一話完結型の作品で、
儚いエピソードと主人公の思いやりを感じる展開が魅力。

【関連作品のレビュー】
夏目友人帳(アニメ)


ふらいんぐうぃっち<1巻>

2016年10月12日08:57【カテゴリ : マンガ(な行・は行)
ふらいんぐうぃっち(1) (週刊少年マガジンコミックス)
講談社 (2014-02-07)
売り上げランキング: 4,797

田舎に移り住んだ女子高生の魔女の日常を描いた話。

現代に魔法使いが現れた場合のいろいろな不具合を
コメディとしてうまく消化した作品。
よく知られた魔女のセオリーをなぞりつつも、
主人公の天然ぶりや周囲の人とのやり取りにほのぼのさせられる。

コマが大きく、どんどん読み進めてしまうので
コストパフォーマンスとしてはよくないが、
日常と非日常をうまい具合に混ぜた展開は悪くなかった。