DVD(あ・い) カテゴリの記事:

愛のむきだし

2017年6月4日10:00【カテゴリ : DVD(あ・い)
愛のむきだし [Blu-ray]
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父親の愛情を得るために
変態的な方向に捻じ曲がってしまった男性が、
運命の女性との愛に燃える話。

4時間に迫る長編映画だが、テンポがよく、勢いもあるので
それほど長さは気にならずに観ることができる。
みんな!エスパーだよ!」のような
バカバカしいコメディ要素があったと思いきや、
冷たい熱帯魚」のような壮絶な血みどろシーンもあったりして、
どんな話か一言では説明できないエログロコメディ。

話がどう進んでいくのかがまったく読めず、
ごった煮のような作風はかなり人を選ぶが、
キャスティングは素晴らしく、
どの俳優もハマリ役だし、存在感も抜群。
主役3人の熱演ぶりを観るだけでも十分価値がある。


IQ246 ~華麗なる事件簿~<全10話>

2017年3月15日10:10【カテゴリ : DVD(あ・い)
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ズバ抜けた知能を持つ富豪が
警察の事件捜査に首を突っ込んで解決していく話。

1話完結型のミステリーとしてはまずまず楽しめるデキだが、
変な声としゃべり方の織田裕二や
キャピキャピとうるさいお目付け役の若手刑事、
ちょくちょく英語を織り交ぜてくる刑事とそれをツッコむ刑事のペアなど、
全体的にキャラクターがイマイチなのが残念。

もう少し感情移入しやすい登場人物なら
もっと楽しめただけに残念。


アリス・イン・ワンダーランド / 時間の旅

2016年12月12日10:16【カテゴリ : DVD(あ・い)

「不思議の国のアリス」を実写映画化した作品の続編で、
アリスが元気のないマッドハッターを救うため、
時間を操れるアイテムを取りに行く話。

個性的なキャラクターや映像、突飛な世界観は素晴らしいが、
ストーリーはあまりにも陳腐で入り込めなかった。
マッドハッターのためにアリスがそこまで努力を見せる理由もわからないし、
個人的な都合で盗みを働く主人公に感情移入できるはずもない。
世界の破滅を防ごうとするも、そもそもの原因はアリス自身である。

もはや「不思議の国のアリス」とは何の関係もなくなっているし、
強引に続編として仕上げた割に、映画としてもつまらないというデキの悪さ。
よほどの思い入れがある人以外は観る必要がない。

【関連作品のレビュー】
アリス・イン・ワンダーランド


怒り

2016年11月26日10:17【カテゴリ : DVD(あ・い)
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ある殺人事件を軸に、素性のわからない3人の男を描いた話。

別々の場所で過ごす3人の男を切り替えながら描く群像劇だが、
撮り方が非常にうまく、並行して進む話を混乱せずに観ることができる。
捜査中の殺人事件がこの3人にどう絡んでくるのかがキモで、
決着するギリギリまで緊張感が続く。
2時間20分を超える長さなのに少しも退屈しなかった。

本作のキャスティングは完璧としか言いようがなく、
すべての登場人物が見事なハマり役。
これまでのイメージを一新するような演技もあり、
彼らが演じて本当によかったと思える。

壮絶な殺人現場のインパクトに頼っただけの作品かと思いきや、
事件以外の場面の方に見どころが多い傑作。オススメ。


犬神家の一族<1976年公開劇場版>

2016年11月22日10:10【カテゴリ : DVD(あ・い)
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大富豪が残した莫大な遺産をめぐって遺族たちが争う話。

金田一耕助シリーズの中でも有名な作品のひとつで
いくつもの映画化・ドラマ化がされているが、
この1976年の映画版が高い評価を得ている。

冒頭にかなりの登場人物が出てきて
なかなかその関係が整理できないが、それ以上は増えないので
話が進むにつれて徐々に把握できていく。

2時間半とかなり長めだが、状況がどんどん変化し、
退屈せずに結末まで観ることができる。
いろいろなパロディにも使われている作品なだけに
とりあえず内容を知っておきたい、という人にもオススメ。

【関連作品のレビュー】
八つ墓村(1977年公開劇場版)


イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密

2016年10月10日10:56【カテゴリ : DVD(あ・い)

第2次世界大戦中のイギリスで、
ドイツ軍の暗号機エニグマを解読しようとする話。

人付き合いが極端に苦手ながら
数学に関しては天才的な能力を発揮する主人公のキャラクターが特徴的で、
なんとかエニグマ解読を目指す前半の流れは面白かった。
だが、目的の達成以降、急速に勢いが落ちたのが残念。

また、あまり意味がないのに回想シーンとして構成しているため、
時系列がむやみにわかりにくくなっているように感じる。
実話なので娯楽性を盛り込むのが難しいのかもしれないが、
前半の勢いがよかっただけに後半の失速ぶりは退屈だった。


インデペンデンス・デイ:リサージェンス

2016年9月23日10:26【カテゴリ : DVD(あ・い)
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地球外からの侵略に人類が脅かされる映画で、
1996年に公開された「インデペンデンス・デイ」の続編となり、
作中でも20年が経過した世界を描く。

前作の登場人物の多くが俳優もそのままに登場するが、
その設定を再説明してくれないため、前作を予習しておく必要がある。
また、新しいキャラクターも多数登場するので、
人間関係を理解するのに苦労した。

前作は強いカタルシスを感じさせてくれる素晴らしいデキだったが、
今回は登場人物や各場面の様子が把握しにくい割に
肝心なところは代わり映えのない展開ばかりでつまらない。

今作独自の敵の攻撃や人類の作戦というものがなく、
前作でウケたところをそのままなぞっているため、
新しい刺激を期待していた前作のファンは落胆するばかりだ。

20年も空けてわざわざ作られた続編だが、
前作を観ていないと楽しめない設定なのに、
前作未満の完成度となった残念な仕上がり。

【関連作品のレビュー】
インデペンデンス・デイ


アイアムアヒーロー

2016年8月12日10:40【カテゴリ : DVD(あ・い)
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同名のマンガを実写映画化したもので、
日本社会に突如としてゾンビ化現象が広がる中、
冴えないマンガ家が生き抜いていくホラー。

キャスティングは素晴らしいの一言で、
原作そのままの雰囲気が実写化されている。
出番が少ないキャラクターでも有名人が使われており、
その俳優の持つイメージのハマリ具合は見事。

特に主人公ははじめから大泉洋を想定して
マンガを描いていたんじゃないかと思うほどそっくりで、
気弱でお人好しの様子が非常によく出ている。

邦画なのにゴア表現にごまかしがなく、
人体が砕け、血が飛び散りまくる演出が多数。
CG臭さもなく、映像のクオリティは邦画の中ではピカイチだろう。
それでいてコメディ要素があり、要所要所で笑えてしまうのもよい。

中盤以降ダラダラとつまらなくなってしまった原作だが、
映画ではうまく設定と展開をアレンジしていて、
勢いのある序盤から緊迫感を維持したまま
一気に盛り上がるクライマックスまで走り抜けてくれる。

珍しく実写化で原作以上の仕上がりになった良作。
グロテスクな表現はあるものの、誰にでも楽しめるスプラッタホラー。

【関連作品のレビュー】
アイアムアヒーロー(マンガ)


アーロと少年

2016年7月25日10:53【カテゴリ : DVD(あ・い)
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臆病で自信がない恐竜が、ある少年との出会いをきっかけに
徐々に一人前に成長していく話。

隕石の墜落による絶滅を免れた恐竜たちが言葉を話し、
牧畜や農耕による生活を送っているのは面白い。
世界の支配者はあくまで恐竜であり、人間は獣のひとつという設定も新鮮。

キャラクター以外の映像は凄まじくリアルで、
自然の風景のみが映るショットでは実写と見分けがつかない。

キャラクターの顔つきはかわいいが、ストーリーはかなりシリアスで、
弱肉強食や生存戦争を容赦なく描いており、必ずしも子供向けではない。
常に身の危険を感じ続ける筋書きであり、最後まで緊迫感が続くが、
かわいらしいファミリー向けの作品を期待しているとショックを受けるだろう。

面白くないわけではないのだが、心に残る作品とまでは言えず、
少年が急速に恐竜になつく流れや、
その割にドライな選択をするところなどはやや不自然な印象。
ある意味王道すぎて平凡でもあるし、
どっぷりハマるほど魅力あるキャラクターでもなかった。


インデペンデンス・デイ

2016年6月3日10:34【カテゴリ : DVD(あ・い)
インデペンデンス・デイ [Blu-ray]
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全世界の主要都市上空に宇宙から来た巨大な宇宙船が現れる話。

開始直後から世界に起きた異変を描きつつも
実際に事件が起こるまで40分ほど引っ張る展開がたまらない。

複数の状況を同時進行で見せるため、
最初は登場人物の整理とそれぞれの立場がわかりにくいが、
個性的なキャラクターが多いので中盤あたりには慣れてくる。

地球外から来た円盤の巨大感が圧倒的で
一気に危機的状況に陥る容赦のなさが素晴らしい。
また、それぞれの人物の見せ場がきちんと用意されていて、
いろいろな場面でスカッとさせてくれる。

1996年の作品ということで、今となってはやや古臭い映像もあるが、
最初から最後までスピード感のある展開で
娯楽作品としてきっちり盛り上げてくれる完成度の高さがある。オススメ。

【関連作品のレビュー】
インデペンデンス・デイ:リサージェンス