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Wiiであそぶ ピクミン


クリア(全パーツ回収)。

ゲームキューブで発売されたソフトをWii用にカスタマイズして
再発売した「Wiiであそぶセレクション」。
ゲームキューブ版のピクミンは未プレイ。

30日以内という制限の中、ロケット墜落時に
地上にバラまかれた30個のパーツ類を回収するのが目的。

主人公は物を運ぶ能力がないため、ピクミンという生物を
大勢引き連れて指示をしていく。
ピクミン一人一人は非常に弱い存在だが、
群れになると運搬や戦闘においてかなり役立つ。

さらにピクミンは3種類に分かれ、
それぞれ戦闘に長けていたり、水中を移動できたりと
異なる特徴を持っている。
そのため、赤いピクミンではどうしようもない状況でも
青いピクミンを利用すれば突破できたりする。

外敵との戦闘に関しても、ただ集団で襲い掛かるのではなく、
敵の特徴や弱点をうまく見抜き、
ピクミンの犠牲をなるべく少なくして倒さないと
ピクミンの数が減ってしまってその後の攻略に困ることになる。

30日以内に30個のパーツを回収しようと思うと
単純に考えて1日1パーツとなる。
1日は実時間で15分程度に相当するが、
最初は非常に厳しく、初回のプレイで達成するのはまず無理であろう。
かといって2回目以降に状況が改善されるわけではないので
何もわからない初回プレイにて、各パーツの取り方やステージ構成、
敵の倒し方を試行錯誤し、経験として身に付けるのがポイント。

最初はどうやって回収するのかわからなかったパーツも
何度も試行錯誤していくうちに突然ひらめくことがある。
さらにどうすればより効率よく作業を進めるかも理解できるようになり、
2回目以降のプレイは劇的に短縮して片付けられるはずだ。

この30日という制限のバランスが絶妙で、
初回プレイでのクリアは無理だが、
2回目以降はなんとかなりそうという期待をさせてくれる。
また、クリアできたとしてもさらに短縮できそうな幅がある。

最大100匹まで引き連れられるピクミンは
グループ単位、または個別に指示ができるので
ある場所で作業を進めつつ、別の場所の作業を同時進行できる。
ひとつひとつの作業はそれほど早いわけではないのだが、
うまく役割分担して、綺麗な指示が出せると
驚くほどスムーズに作業が進むので、このあたりが気持ちいい。

小さな身体のピクミンが集団で敵を倒し、
死骸をチマチマと巣に持ち帰る姿はさながらアリの活動である。
指示が完了するまでの間、そういった姿を眺めているだけで楽しい。

全体で30日という厳しめの制限のため、
操作などの説明は1日目に集中し、
一気に情報が出すぎて混乱することもある。
初回プレイでは日数を気にせずに徐々に体で理解していくことと、
各ピクミンの特徴を含め、説明書もしっかり読むことをオススメする。

姿はかわいいが、難易度はそれなりに高め。
しっかりとした覚悟の上で挑戦し、
無事にクリアできたときの清々しい達成感を味わって欲しい。

数少ない不満点としてはカメラの自動補正が甘く、
しょっちゅうZボタンを押して向きを整えないといけないところと、
十字ボタンの下を押して指示する際に
なぜかうまく指示が伝わらない原因が不明瞭なこと。


ダンスダンスレボリューション フルフル♪パーティー


Wiiで発売されたダンスダンスレボリューションシリーズで、
Wiiコントローラーとヌンチャクも使ってダンスをする。

とはいえ、実際にプレイしてみると
結局は今までのDDRと同じく、足運びがメインになり、
コントローラーを振って判定する部分はそれほど多くないし、
足をステップさせる楽しみを越えてはいない。

マットコントローラーはWii上部にある
ゲームキューブコントローラー端子へと接続するが、
その割にコードが短く、家庭によってはやや不便なのが残念。
せめて1.5倍の長さを用意するか、バランスWiiボードのように
乾電池内蔵でワイアレスにしてくれれば最高だった。

パッケージを見てもわかる通り、キャラクターデザインが悪く、
どのキャラクターも選ぶ意欲が湧かないのが厳しい。
味がある、個性的、などとは違って単に愛嬌のないデザインばかりなのだ。

「フルフル♪パーティー」とタイトルに付いた割に
あまりにも今までのDDRと変化がないのも辛い。
DDR初心者の人にとっては
足だけでもややこしいステップになるのに
さらに手を加えて操作する余裕はないだろう。
そうなると結局は足だけに集中することになるのだ。

Wiiコントローラーの十字ボタンと
ヌンチャクコントローラーのスティックで左右の足運びを操作すると
コントローラーのみで遊ぶこともできるが、
そうするとあまりにも簡単で楽しさはゼロになる。

いっそのこと足でのステップは撤廃して、
両手によるコントローラーの振りを中心にダンスできる音ゲーの方が
新鮮で新しい層を開拓できたかもしれない。
今作はDDR初心者には混乱を生み、
DDR熟練者にはやりがいのない中途半端なものになった気がする。


カラオケJOYSOUND Wii


Wii本体にUSBでマイクを接続し、カラオケができるソフト。
ゲームソフト本体にもあらかじめ70曲が収録されており、
曲目も子供向けの歌から流行りの曲まで
家族の誰でも最低数曲は歌えるラインナップなのは良い。

それ以外にもWiiポイントを使用すると一定期間内は
新たな歌をダウンロードし放題にできる。
曲単位で料金が発生するのではなく、丸1日や3日間など
定められた期間内はいくらでも曲を入手してカラオケできる。
このあたりのシステムはカラオケボックスなどと同じだし、
いろいろな曲に手を出しやすいので大正解だと思う。

料金そのものも非常に安価で、1日分で300ポイント、
3日間なら500ポイントと相当に安いのは嬉しい。

ただ、カラオケ部分に致命的な問題があり、
まず付属のマイクの性能がかなり悪い。
Wii本体に接続する必要があるもののコードはかなり長く、
画面が見える距離ならまず届くように配慮されているのはいいが
肝心の歌声を拾う能力が低すぎて、
マイクを通した自分の声がまったく聞こえない。
息を吹きかければ音が聞こえるので壊れているわけではないが、
明らかにマイクを通した声より自分の生声の方が大きく、
単体で3000円もする割にまったく使い物にならない。

カラオケには採点機能も用意されているが、
集音性能が低いためにちゃんと採点されるには
かなり大きい声を出す必要があり、
近所迷惑を考えると家庭ではなかなか難しい。

曲の方もかなりチープなクオリティで、メロディーも取りにくく
知っている歌であっても逆に歌うのが難しかったりする。
歌っているキャラクターをMiiに設定できるのは嬉しいが
そもそも画像がかなり悪く、ザラザラな印象がある。

歌っている以外のWiiリモコンを使えば
タンバリンやカスタネットなどの鳴り物として盛り上げられるアイデアは面白い。
ただ、その効果音もかなり貧相なのと、Wiiリモコンのボタンを押すか、
押しながら振らないと鳴らない仕様なのでイマイチ盛り上がりに欠ける。

曲を選ぶために表示されている右側のパネルも
やたら操作性が低いし、レスポンスも悪い。
特に、たくさんの曲から検索したり、
検索結果一覧から選び出したりするのがやりづらすぎる。

リビングに置かれている可能性の高いWiiを利用して
家族みんなで気軽にカラオケを楽しめ、
しかも新たな曲を安価でダウンロードできるというビジネスモデルは
かなり評価できるし、成功できる路線だと思うのだが、
とにかく歌う気持ち良さがなさすぎるのが厳しい。

試してはいないが、別メーカーのUSB接続マイクが使えて
きちんと自分の声を拾ってもらえるなら、もう少しマシにはなるかもしれない。
とにかく惜しすぎる。企画自体が優秀にだけに、もっとしっかり作って欲しかった。


428 ~封鎖された渋谷で~


本編(10:00~20;00)クリア。15時間強。
いやー、面白かった。最初から最後まで非常に魅力がある内容で
まさにデキのいい連ドラを観ているような気持ちになった。
サウンドノベルなのにすべての登場人物のキャラクタが立っていた。

選択肢を選ぶだけのサウンドノベルしか体験したことがない人は
ぜひ複数の主人公をザッピングする今作の新しい感覚を味わって欲しい。
」が大好きだった人は
今作も同じ感動と快感を味わえることを期待して欲しい。

他の主人公からジャンプしてこないと続きが読めない「KEEP OUT」と
全主人公がその時間帯を終えないと
続きが読めない「TO BE CONTINUED」によって
常に5人の主人公を意識しないといけない感覚と、
この部分を読む前にこの事実を知っておいて欲しいというシナリオ側の都合を
非常にうまく成り立たせている。

シナリオそのものの引きも強く、どのシナリオにおいても
数ページ読むだけでどんどん読み進めたくなる魅力がある。
主人公視点で読み進めていた内容であっても
別の主人公を選んで相手側の視点から同じ事実を体験することができ、
ある物事を多角的に味わえるのはかなり楽しい。

ほぼ静止画の連続のはずなのに妙なスピード感があり、
選択肢がそれほど多くないにも関わらず
それぞれの主人公に感情移入することができる。

見やすいタイムチャートとWiiリモコンの簡易な操作性によって
止め時を失いつつ、どんどんとプレイしてしまう。

ある主人公のシナリオをプレイしているときにはわからなかった内容が
別の主人公のシナリオで明らかになることも多く、
推理小説のクライマックスを頻繁に味わっているかのような感覚になる。
パズルのピースがはまっていく感じとはこういうことを言うのだ。

チュンソフトの「弟切草」以降、世間では次々とサウンドノベルが登場したものの、
やはり本家のクオリティは一段上を行っていると再認識するデキ。
シナリオ冒頭は親切なチュートリアルも兼ねており、
誰でも気軽に、かつ速やかに「428」の世界に引き込まれるはずだ。

同作品の別のレビュー

【クリアした後に見るための攻略サイト】
http://428.gkwiki2.com/


428 ~封鎖された渋谷で~


実写の写真・動画を使用したチュンソフト製サウンドノベル。

チュンソフトのサウンドノベルでは「かまいたちの夜」シリーズが有名だが、
今作はセガサターンやプレイステーションで発売された「街」と
非常によく似たゲーム性となっている。
」は売り上げそのものはそれほど振るわなかったが
その根底のデキの良さからファンに根強く支持されており、
私も熱烈なファンの一人だ。

渋谷を舞台としたストーリーが展開されるが
選択できる主人公が5人いるのが特徴である。
よくあるサウンドノベルのように、話の途中で選択肢を選び
より良い方向へと導くのは同じだが、
1人の主人公の選択肢のどれを選んでも
バッドエンドになるように作られている部分がある。

その場合、その主人公の運命に影響を与えた
別の主人公の行動を変化させる必要がある。
つまり5人の主人公はバラバラに行動しているようで
実はそれぞれお互いの運命に絡んでおり、
ある主人公の話を追っている際、
同時刻の別主人公のことも把握していく必要がある。

すでに体験した主人公の過去の履歴を
タイムチャートを利用していつでも再開できるようになっており、
一度読んだ部分をもう一度読んだり、
ある部分の選択肢を変更するためにまた最初からやり直すなどの必要はない。

また、ある主人公だけを先行して進めることもできず、
別の主人公のストーリー中からジャンプしないと先の展開が読めなかったり
全主人公の話をある時刻まで進めないと次の展開が開放されなかったりと
すべての主人公のまんべんなくプレイする必要があるような仕様になっている。

Wiiコントローラーを縦持ちにした上で
十字ボタンとAボタン、+-ボタンだけで操作でき、
Wiiコントローラーで画面を狙う必要もないため
片手で非常に楽に操作できる配慮がされている。
長時間ひたすら文字を読むサウンドノベルにおいて
疲労が少ない動作で違和感なく操作できるのは非常に嬉しい。

実写背景ながら、文字が読みやすいように工夫もされており、
静止画であってもゆっくりとスクロールしたり
一部分だけ動いたりと飽きさせない工夫がある。
文章中の単語からジャンプできるTIP(注釈)も
シャレが効いた言い回しで楽しい。

シナリオに関しては考えただけでも複雑で大変な労力が必要だろうが
それを見事にまとめ上げ、5人の主人公それぞれに絡めているのは見事。
「街」のファンはもちろん、そうでない人に関しても
そこらのサウンドノベルとは一味違った内容を体験して欲しい。

【クリアした後に見るための攻略サイト】
http://428.gkwiki2.com/

同作品の別のレビュー


ピットクルーパニック!<Wiiウェア>

製品情報:
http://www.hudson.co.jp/ww/pitcrewpanic/jpn/j/

タイトル通り、カーレースのピット場所でのクルーとなり、
ピットインしてくる物を次々と修理していくゲーム。
ピットインといっても車ばかりでなく、
食べ物や植物など突拍子もないものが登場するのが良い。

が、非常に残念なのはそのバリエーションの少なさ。
車でないものが登場する面白さがウリのはずなのに、
数種類しか出てこず、寂しすぎる。
特に、1プレイ中に同じ物が登場してしまうのは厳しい。
いくらWiiウェアとはいえ、それなりの種類を用意して欲しかった。

基本はクルーの女性をドラッグ&ドロップして修理を指示するのだが、
この操作も何度もやるのは辛く、
修理箇所が小さい場合ほどドロップするのが難しくなり、
場合によってはWiiリモコンを左手でも支えながら操作するハメになる。
ゲーム全体を通して妙にチマチマした操作をやり続ける印象があるのだ。

修理指示はドロップ操作を成功させた段階で完了するため、
Aボタンを離した瞬間にカーソルが修理箇所からズレてしまうと
指示がキャンセルされてしまい、
またクルーをつかむところからやり直す必要がある。
時間を争うゲームなだけに、これも非常にイライラさせる要因だ。

攻略としては空いているクルーを別々の修理箇所に割り当て、
複数同時進行させることだが、
対象の手前側と向こう側のどちらが壊れているのかわかりにくいのと
その箇所に今、何人が修理を担当しているのかがわかりにくい。

本来、1秒を争ってタイムを縮めたいところだが、
前述のように操作がやりづらいこともあって
空いているクルーを適当につかんで
修理箇所を表す爆弾マークが表示された瞬間にボタンを離す、というのが
もっとも効率的になってしまって、どんどん操作が雑になる。

何台かを修理してゲームをクリアした時点で
ポイントが手に入るのだが、その換算方法が不透明で
何がどう評価されてそのポイントに至ったのかと
そのポイントがいくつになれば上のクラスが解除されるのかがわからない。

さらに、Wiiリモコンを使って
修理中のクルーの作業を手伝える仕様にはなっているが、
修理操作の種類が多く、今の修理に必要な操作がどれなのかがわかりにくい。
そもそもクルーの人数が多いので
リモコンで手伝わなくても、全クルーに修理指示し終わった時点で
最初に指示を出したクルーの修理が完了していることになる。
下手に手伝うよりも指示に集中した方がよっぽど早いのだ。

題材が新しく、着眼点もよかっただけに
こんなデキになってしまったのが非常に残念。
いろんな部分をもっと洗練し、完成度を高めて欲しかった。


はたらくヒト


第7物体まで撃退。

いろいろな仕事をモチーフにしたミニゲーム集。
これが相当にデキが悪い。ゲーム全体がひどすぎる。

毎日1種類の仕事をしながらお金を貯めて通販をする、という流れはいいが
そもそもそれぞれのミニゲームのデキがかなり悪い。
グラフィックとしては標準レベルだが、操作性が洗練されておらず、
ゲームによってヌンチャクコントローラーを使ったり使わなかったり、
主として使うWiiコントローラーのボタンがAボタンだったり1ボタンだったりと
ゲームごとにバラバラすぎる。

ヌンチャクコントローラーをいちいち抜き差しするわけがないのに
Wiiコントローラーを横持ちで単体利用するミニゲームもあるので
ヌンチャクコントローラーをつないでいるケーブルが邪魔になることも。
親指で操作するWiiコントローラーの十字ボタンとAボタンを
それぞれ頻繁に操作させるボタン配置なども配慮に欠けている。

ミニゲームの評価に合わせて給料が入るのはいいが、
難易度と給料が釣り合っておらず、
相当にうまいプレイをしてもほとんど稼げなかったり、
一定の難易度なのにやけに稼げたり、
普通にクリアするのも難しい内容だったりと
あまりにもバランスが偏りすぎている。

ミニゲーム間の整合性やバランスをまったく気にしないまま
複数の人間が思い思いに各ゲームを作ったような統一性のなさ。

また、地球に落ちてくる隕石の撃退がゲームの目的だが
通販で職業ごとのコスチュームを買うと
プレイできるミニゲーム(仕事)が増え、
そのときの代金に応じて手に入るポイントによって
地球に向かってくる隕石を撃退するアイテムと交換できる。
つまりお金を稼ぐ目的はミニゲームの種類を増やすのと
隕石を撃退するアイテムを手に入れるためだ。

仕事を1回すると1日が経過するのはいいとして、
通販をしても1日が経ってしまうのが厳しい。
隕石は毎日接近してくるため、
通販するだけで1日を消費されると面倒なのだ。
しかも毎週日曜が強制的に休日となり、
その日に関しては仕事をすることができない。
かといって代金やポイントが貯まっていなければ
通販をすることもできず、特にやることがないまま無駄に日数が経つ。

ということは、通販は日曜だけに行い、それ以外の日は
仕事に費やすのがもっとも効率がいいことになるが、
なぜか隕石撃退のアイテムは1日1個ずつしか交換できず、
どれか1種類と交換した時点で、いくらポイントが余っていても
他のアイテムがすべて売れ切れになってしまう。

その撃退アイテムが隕石墜落を7日未満しか延長できない場合、
日曜だけの通販、つまり1週間に1回の撃退アイテム入手では
いずれ間に合わなくなってしまうのだ。
しかも、せっかく苦労して入手したアイテムなのに
「ミス」と出てダメージ0になるのは意味がわからなすぎる。
プレイヤーにはどうしようもない要因で、成功率を上げる手段は何もない。
運だけの要素でプレイヤーの努力を無にするにはいかがなものか。

隕石がある程度接近してくると
毎日、隕石の残り日数を表示するデモが挿入され、
そのたびに同じ音楽とグラフィックを見せられるのも非常に鬱陶しい。
通販で買い物をした翌日の商品到着時のデモも
いちいち長引くので面倒くさい。
テレビをつけるたびにポイントチャンネルのデモが流れるのもストレス。

このように、ゲーム中、何度も出会う状況において
いちいちスキップできないデモが用意されており、
さっさとミニゲームをしたいだけなのにテンポを崩してくれる。

通販での商品選択も商品画像上で
Aボタンを押して順送りすることしかできず、
なぜ左右で商品を行き来できない仕様なのか意味がわからない。
すべてのボタンがAボタンで決定できるのに
商品購入のボタンだけが2ボタンにも割り当てられているのも意味不明。

イベントシーンが2Dイラストなのに
通販と仕事探しを切り替える家の中のシーンだけが
3Dモデルになるのもよくわからない。
どうせ行けるところはわずかなのだから
2Dイラストで表現して、行動をメニューで選ばせてくれれば快適だった。

唐突にサポートアイテムを奪われたり
所持金が減ったりミニゲームに制限がついたりといったイベントシーンも
プレイヤーには何も対処しようがなく、
ただ運で左右されるしかないのも余計すぎる。

とにかくゲーム全編を通して、本当にこれで
快適にプレイしてもらえると思って造ったのか疑問で仕方がない。
肝心のミニゲームも含め、首を傾げたくなる仕様ばかり。
いくらファミリー向けのWiiだからといって、このデキは馬鹿にしすぎだろう。


ワリオランドシェイク


ボスにはやや苦労させられたが、なんとかクリア。
ワリオを主人公にした2Dアクションゲーム。

Wiiコントローラーを横持ちにして
十字ボタンと1・2ボタンを使うのが基本だが、
「シェイク」のタイトル通り、Wiiリモコンを
上下にシェイクして(振って)操作する場面があるのが特徴。

3Dゲーム全盛期での2Dゲームだが、グラフィック面は相当に美しく、
アニメ絵ながら文句のつけようがないクオリティ。現時点最高峰。
また、アニメーションも素晴らしく、ワリオや敵キャラが活き活きと動く。
このあたりは任天堂ブランドのスゴさを見せてくれる。

オープニングはテレビアニメのごとく展開するが、
ボイスがなく、字幕のみなのは違和感が大きく非常に残念。
ゲーム本編では掛け声や悲鳴だけなので特に問題はない。

各ステージでは捕らえられた仲間を助けるのが目的だが、
助けた後にステージのスタート地点まで
時間内に逃げ出さないといけないシステムは新鮮。
単純に逆走するだけでなく、往路では行けなかった道が
帰りに通れるようになったりするので、残り時間の様子を見ながら
コイン稼ぎに挑戦したりすることができる。

ステージ構成に関しては全体通して難易度は低く設定されており、
ライトユーザーでも十分クリアできるが、
各ステージ内の難しい位置に置かれた宝箱探しや、
一定時間内のクリア・特定の敵の退治などの追加条件を達成しようと思うと
かなりテクニカルになったり、道順を考える必要が出てきて
ヘビーユーザーでも楽しめるようにはなっている。

ステージ内で回収したコインによって次のエリアへの地図を買うことができ、
既出のステージを何度もプレイしてコインを貯めれば
そのエリアをすべてクリアしなくても次のエリアに進むことができる。
(ただし、各エリアのボスを倒さないと最終面にはたどり着けない)

全体的に非常に丁寧に造られている印象があり、
ステージ構成や敵の特徴に関しても
少し考えればわかる内容になっている。
ボスは決まった手順を踏んで倒さないといけないが
一度戦って倒し方が理解できれば
何度かチャレンジすることでクリアできるだろう。
後半のボスはなかなか歯ごたえがある。

体力もかなり余裕がある上に、刃物やトゲの部分でなければ
敵に触れてもダメージを受けないし、落下などによる一撃死もないので
難易度の面でマリオシリーズに二の足を踏んでいた人も
今作なら気軽に遊ぶことができる。時間制限もないので焦るストレスもない。
体力が減ってしまっても、そこらにいるザコ敵を気絶させてから
両手で持ってシェイクすれば高い確率で回復薬が出る親切設計。

反面、これまでのマリオシリーズの難易度や
ステージのボリュームを期待するファンには
やり込み要素があるとはいえ、張り合いがなさすぎるかもしれない。

なぜか唐突に潜水艦を操作するステージが混ざるが
それほど操作しやすいわけでもなく、
他のステージに比べて面白味も少ないので、必要なかったように思う。

ワイヤレスであること加速度センサー内蔵ということを活かして
コントローラーをシェイクする、というアイデアを
ここまで綺麗にまとめ上げたのは素晴らしい。
横持ちにしたコントローラーを両手で振る姿は
画面内でワリオが袋や敵をシェイクする様子ともシンクロする。

特徴の大きな他のWiiソフトに埋もれてしまってあまり目立たないが
実はなかなかの良作アクションゲーム。オススメ。

【参考になった攻略サイト】
http://www.nintendo.co.jp/wii/rwlj/play/index.html


ボンバーマン’94<バーチャルコンソール>

製品情報:
http://vc-pce.com/jpn/j/title/bomb94.html

とりあえず久しぶりにボンバーマンがやりたい、と思って
購入したバーチャルコンソールソフト。
PCエンジンは触ったことがないが、よくできている。

十字ボタン&2ボタン仕様なので
クラッシックコントローラーなどは不要。
往年のボンバーマンらしく、
周りのブロックを壊して出現するアイテムで
徐々にパワーアップしていく。

同時に置ける爆弾が多くなるほど快適に並行作業が行えるが、
うっかり自爆する危険もぐっと上がるバランスはさすが。
火力アップもやりすぎると予想以上に届いたりして自爆する。

火力の低い爆弾を1個しか置けない状態のストレスから
だんだんと解放されていく気持ちよさと
それに比例して上がる自爆の危険度がたまらない。

1人でステージをクリアし、各地のボスを退治していくモードも
なかなかボリュームがあって良い。
バーチャルコンソールなら中断しておけるので
何日かかけてクリアを目指すのもいいだろう。

もちろん対戦モードもあり、マップやキャラクター、
対戦回数を設定して熱いバトルをすることもできる。

10年以上前のソフトだが、
とりあえずボンバーマンがやりたくなったときに。

同シリーズのレビュー1同シリーズのレビュー2


Wii Music


Wiiリモコンを使って楽器を演奏するソフト。

音を扱うソフトなので「音ゲー」と言いたくなるが
実際にプレイすると音ゲーではなく「合奏ソフト」という認識になる。
自分の演奏が主役になる一般の音ゲーと違い、
あくまで複数のパートの1つを自分が担当して
曲の完成を支える感覚はWii Musicならでは。
Wii Musicの楽しさは自分でその曲を引っ張っていくことではなく、
仲間とセッション(合奏)することにあるのだ。

ヌンチャクとWiiリモコンを両手で打ちつける打楽器系操作、
Wiiリモコンを縦に持ってボタンを押すトランペット系操作、
ヌンチャクを左手に構えて右手のWiiリモコンを振るギター系操作、
Wiiリモコンを水平移動させながらヌンチャクのボタンを押すヴァイオリン系操作の
4種類の操作さえマスターすれば登場するすべての楽器が演奏できる。

決められたリズムで決められた操作をしないと
ミスになってしまう音ゲーと違い、
操作して音を出せば自動的にそのときにふさわしい音階になり、
本来よりも多い回数の操作をすれば自動的にアレンジに聞こえ、
多少のリズムのズレは「あえて」ズラして
操作したように聞こえるのが素晴らしい。
相当に高度なサポート・補完機能が働いているのだろうが、
それを感じさせず、ただ楽しさに没頭できるのが良い。

誰でも適当に操作するだけで楽器を演奏する楽しさが味わえ、
複数の楽器の音が重なって1つの音楽になっていることを
強く実感できるのが素晴らしい。

知り合いとともに演奏すれば最高に楽しいが
仮に1人でプレイしていても、自分の操作にきちんと合わせて
演奏してくれるサポートたちが登場するので
即興のセッションを味わえる。
演奏に合わせてキャラクタの表情や景色も
いろいろと変化してテンションを上げてくれる。

または、1人で演奏した状態を保存し、
もう一度同じ曲を別の楽器で演奏すれば
以前の自分とセッションを組むこともできる。
それを繰り返せば1人で6パート分を演奏し、
最終的な状態を聞き返すこともできるのだ。

1人にしろ複数にしろ、一度演奏した曲は
アルバムジャケットを選んでクリップとして保存することができ、
後から再生すれば各パートを切り替えながら映しだす
プロモーションビデオのような映像を楽しめる。
しかも最大100曲まで保存できる上、
ネットワークを通じて別の人に渡すこともできるということで
Wii Music熱を加速させる工夫がされている。
ただ、クリップを保存しているとWii Musicの起動直後に
やたら時間がかかるのが残念。

Miiを設定していればその人の似顔絵のキャラが
演奏家のごとくジャケットやネクタイで正装した姿で
楽器を演奏しているのが見れるのも楽しい。
服装が変わるだけでこれだけ雰囲気が変わるのも驚きだ。

演奏できるほとんどの曲はクラシックや童謡など
誰でも聞いたことがあるものばかりなので
それをみんなで演奏するのも楽しいし、
エレキギターやカスタネットで
元々とは違った雰囲気にアレンジするのも楽しい。

今まで自分の操作技術を向上させて
より難度の高い曲が奏でられるようにする音ゲーばかりだったのに、
技術を問わず、誰でも合奏を楽しめるというところに着目したWii Musicは見事だ。