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BIOSHOCK2(バイオショック2)


クリア。

海底都市で異常者たちを相手に戦うFPSの続編。
前作は水や炎の表現の美しさと、
どんでん返しを含めた強烈なストーリーが絶賛された。前作はプレイ済み。

全体としては前作の正当進化というか、前作のままに
ストーリーだけ継続されたもの、という印象が強い。

右手の銃器だけでなく、左手で超能力であるプラスミドを使用できたり、
死んでもそのときの進行状況のまま指定場所から復活する仕様も同じ。

バイオショックのそもそもの魅力は世界観やストーリーであり、
FPSというジャンルながらシューティング部分は補助的な存在と思われる。
そのため、FPS好きが好むシューティングとしての要素はあまり感じない。
一人称視点で繰り広げられるアドベンチャーゲームと言った方がしっくりくるだろう。

アドベンチャーゲームとして見たときの
狂気じみた雰囲気や背景のイカれ具合、
一人称視点ということを活かした演出のうまさは素晴らしい。

ただし、今作は音声が英語で日本語字幕の表示となるため、
背景で流れるセリフや複数のセリフが重なる場合には大きく減点。
前作はラジオダイアリーまで日本語吹き替えされていて
内容を聞きながら並行して行動できた分、このローカライズは非常に残念。

それと、字幕部分の頭にしゃべっている人物の名前が付くのだが、
セリフ内容との区切りが非常にわかりづらいので
どこから読み始めるべきか見抜けず、人物名をセリフの一部と勘違いしそうになる。
これも人物名だけを上にズラしたりするだけで一気に解決するため、
もう少し気を遣って欲しかったところ。

FPSとして見た場合、弾薬がかなり少なめだし、
扱いづらい武器変更操作を頻繁に行わないといけないので
ストーリーを楽しむという意味では難易度をイージーにする方がいいかもしれない。

ADAMを収集して新しいプラスミドや特殊性能を購入するという
育成の楽しさはなかなか良い。
すべてを完璧に身につけることはできないので
自分の好みや戦い方に合わせていろいろな方向にカスタマイズできるので
徐々に便利になっていくステータスが非常に気持ちいい。

前作のストーリーをベースにしているため、
前作の内容や舞台設定は必須とも言える。
FPSではなく、アドベンチャーゲームとして
どっぷりとその世界観や脚本を楽しみたいならオススメ。
シューティングゲームがしたい場合には他作品へ。

【同シリーズのレビュー】
BIOSHOCK


Borderlands(ボーダーランズ)


全メインミッション、クリア。

FPSではあるが、ハック&スラッシュと呼ばれるジャンルでもあり、
敵を倒し、金とともに新たな武器を手に入れていく。
そうして今持っている装備よりも優れたものに徐々に置き換え、
充実させていくことに喜びを感じるゲーム。

RPGともいえるジャンルをFPSの視点でプレイして楽しいか不安だったが、
これが実に相性がよく、ズルズルとやってしまう強い中毒性になっている。

単に経験値をためてレベルアップするというだけでなく、
体力の上に重なるシールドの量や所持できる弾薬の量、
十字ボタンにショートカットとして設定できる枠なども
ミッションをこなしたり新たなアイテムを手に入れることで増加していき、
どんどんと便利になっていく様子が何より素晴らしい。

手に入れる武器に関しても攻撃力だけでなく
射撃精度や1マガジンに収まる弾数など
特徴が分かれるいろいろな項目があり、
見つけるたびに今の武器とどちらにするか悩む楽しみがある。

世界観もよく、やや荒廃したサイバーパンクといった感じで
狭い屋内、広場、高台などステージに変化があって楽しい。
無料で召還できる車両や
死んでも大きなペナルティのないシステムがほどよいバランス。

ただし、素早い動きでチョロチョロ動いたり、突進してくるタイプの敵が多いため
FPSそのものに慣れていないと、うまく攻撃を回避したり
有利な位置取りをすることができないかもしれない。
銃座タイプの敵がかなり強かったり、ヘッドショットが狙いにくいところは
それなりに歯応えがあるのも事実。

小さな不満としてはアイテムを拾うのが面倒なこと。
FPS視点で落ちているアイテムを狙うのが手間なのに
ハック&スラッシュなだけにやたらとアイテムが落ちる。
Xボタン長押しである程度の範囲を一気に拾えるが
そうすると拾った武器を装備してしまうのであまり使い物にならない。
装備枠が必要な武器はともかく、弾薬や金など
拾うことにまったくリスクがないものは
近くに行くと自動的に拾って欲しかった。

サブミッションはそれほど多い印象はないが、
成長の楽しさ、育成の可能性の広さはとにかく素晴らしい。
FPS好きならどっぷりとハマれるだろう。オススメ。


ドリームクラブ


全10キャラをそれぞれハッピーエンディングでクリア。プロフィールもコンプリート。

キャバクラに通いつめることで進めていく恋愛シミュレーションゲーム。
着眼点や企画の斬新さから、かなり話題になったが、
ゲームそのものは非常に単調な内容だった。

一週間は「平日」と「休日」の2ターンに分かれていて
平日に選択できるのはアルバイト・ショッピング・何もしない、
休日に選択できるのはドリームクラブに行く・何もしない、だけである。
基本的な流れとしてはアルバイトで資金をためつつ、
ドリームクラブに足しげく通って、10人の女性の中から選んだホストガールと
できる限り親しくなることである。

親しくなる、といってもお互いの酔い状態によって多少変化する会話を
3択の回答でやり取りしていく程度で、ゲーム性としては非常にシンプル。
しかも主人公がどうにも感情移入しにくい性格で
プレイヤーが良かれと思って選んだ回答でもニュアンスを捻じ曲げて発言することが多く、
意図せずホストガールの機嫌を損ねるのはかなりストレスがかかる。

もうひとつ大きなストレスがかかるのが、
頻繁に表示されるローディング画面とオートセーブ画面。
セーブ方法はオートセーブしか存在しないため、
設定を変更してどうこうなる問題ではなく、
とにかく何をするにしても待ち時間が発生するのは非常に辛い。

肝心のホストガールは2D風に表示されているが、実際には3Dモデルであり、
動きの滑らかさやモデリングのクオリティは一級品。
冒頭でおじぎをする仕草だけで「おおっ」と思うほど。
髪の毛の物理的な動きも非常に効果的。

つまりは本作の魅力はあくまでホストガールの見た目と声ぐらいであり、
ゲームとしてとらえた場合は相当にイマイチ。
単調で退屈、無駄な待ち時間や選ぶのが面倒なドリンクメニュー、
Yボタンを押してしまうとキャンセルできないアクティブモードなど
いろいろなところが洗練できていない印象。

こういう作品を企画として通せるのは素晴らしいと思うが、
ただ女性の魅力だけに力を入れるのではなく、
快適にプレイするという部分にももっと努力して欲しかった。

【参考になった攻略サイト】
DREAM C CLUB(ドリームクラブ)攻略@wiki


ダンテズ・インフェルノ ~神曲 地獄篇~


難易度Zealot(ノーマル)にてクリア。

名作中の名作「Dead Space」の開発会社が出す新作ということで
かなり話題になっていた3Dアクション。
弱攻撃・強攻撃と魔法などを使い、次々に登場するザコ敵や
巨大なボスを倒しながらステージを進んでいく。

プレイしてみるとわかるが「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズとかなり似た雰囲気がある。
しかも残念なのが似ているがかなり劣っているデキだということだ。
本作をプレイすると「ゴッド・オブ・ウォー」がいかによくできていたかを実感できる。

フルボイスで吹き替えられたセリフは非常に良く、
敵との会話だけでなく、背景として聞こえてくる人々の悲鳴が
そのまま聞けるのは大きな意味がある。

本作は「神曲(しんきょく)」という長編3部作の古典文学をゲーム化したもので
その第一部である「Inferno(地獄篇)」をなぞる形で進んでいく。
ただ、私も含めてその文学を知っているプレイヤーはほとんどいないだろうから
どこまでストーリーに感情移入できるかは微妙。

その名の通り、地獄を舞台として進んでいくが
この雰囲気はよくできており、
マンガ「ベルセルク」で描かれるような世界観がしっかりと表現されている。

なぜかゲーム中のフォントが粗く、ドットがカクカクした品質。
特にコンボの表示はかなり雑で、最初それが何の数字かもわからなかったし、
クオリティも相当に低い。

なかなか斬新な見せ方のムービーも相まって、
プレイ前半は結構楽しめる。
「ゴッド・オブ・ウォー」のスケール感には届かないが
巨大な敵の倒し方を模索しながら攻略していくのも素直に楽しい。

が、中盤から後半になると楽しさが一気に減ってくる。
まずステージのデザインが全体的に悪すぎる。

落下死がやたらと多いのだが、原因として
次へのルートがどこなのかがわかりづらいのと、
主人公の影の表示がやや見にくく、
足場の悪い場所で前後の位置をつかみにくいことがある。
ロープ系などはどのぐらい奥にあるのかがほとんどわからない。

特に初めて出くわした場面だと、
まず死んでしまうだろうというデザインのステージもよくあり、
一旦死んだ上でその後に起こる内容を知り、
再挑戦しなければいけないというのは理不尽。

しかもやや手間をかけて取ったアイテムや
パワーアップの状態もすべて元に戻ってしまうから
くだらない死に方をして再開するのは非常にストレスがかかる。

ノーマル難易度でプレイしたが、
ゲームオーバー後の再開で体力が回復しないのも厳しい。
(死にまくると徐々に回復してくるが)

そしてゲーム後半の造りは、本当にプレイヤーに
楽しんでもらいたくてデザインしたのか疑問に感じる箇所が多々ある。
一定の制限の中で敵を倒さないと先へ進めないチャレンジステージなどは
本来、ストーリー中の必須の流れに組み込むべきでない。
ただただ水増しするための手抜きにしか見えず、プレイしている側も何も楽しくない。

相当に期待していたし、世間もそうであろうが、とにかく後半の造りが雑すぎる。
特にノーマル以上の難易度でやるとイライラし続けることになる。
序盤でアイデアが出尽くしたのか、
面倒になって適当にボリュームを増したのか不明だが、
ステージ中のギミックでも
敵に邪魔されながら操作しないといけないような場面が頻繁にあり、
とにかくストレスを感じやすく、「面倒くさい」と嘆きたくなるゲームだった。


セイクリッド2


キャンペーン「ライト」を難易度ブロンズにてクリア。

ハック&スラッシュと呼ばれるジャンルのRPGで
古くは「ディアブロ」シリーズと同じタイプ。
斜め見下ろし型の画面で主人公を操作し、
敵をチマチマと倒しながら、ランダムで入手できる武具を
徐々に優れた物に置き換えて進んでいく。

ウリになっているのはとにかく広大なマップで、
適度にサブクエストをこなしながら進んでも
エンディング到達時のマップ踏破率が30%程度という広さ。
その中に数百のクエストが詰まっていて、
街中で会う人会う人が何かしら依頼を持っているという規模。

そのため、こまごまとキャラクターを成長させながら
じっくり時間をかけて楽しむには最適。

敵と戦うときには基本的にボタンを押しているだけで
要所要所で魔法や必殺技を使う程度。
アクション性は低いので、それが非常に単調に感じる人もいるだろうし、
何が面白いゲームなのか理解できない人がいても不思議じゃないと思う。

本作の楽しみとしてはまず、キャラクター育成の自由度。
ゲーム内のチュートリアルだけではもちろん、
説明書を読んだだけでも理解しきれない項目の多さで
ゲームを進めながら徐々に理解していくしかない。
いろんな項目にポイントを割り振れるのだが、
ゲーム中盤まで進んで初めて気づく項目もあったりするほど。

キャラクターの特性を決める種族だけでも数種類選べるのに
レベルアップや手に入れたアイテムによって
さまざまな方向性に育て上げていける。
1回目のプレイでは間違いなく慣れていないので
コツがつかめたあたりで最初からやり直したくなる気持ちが湧いてくる。

そしてもうひとつの楽しみが、
行ったことのない場所を着々と踏破しながら
大量のクエストを少しずつ潰していくこと。
大きな面積のプチプチを端から潰していくような気持ちというか、
ゆっくりだけれど確実に攻略度が高まっていく実感が楽しい。

好みが分かれるだろうし、特に日本では人を選ぶジャンルだと思うが
一旦慣れるとなかなかやめにくい中毒性がある。
1周クリアしてからも難易度を上げてしつこくキャラクター育成をしたくもなるし、
直ちに別の種族の新キャラを作って再スタートしたくもなる。

プレイ中の一番の難点としてはポーズができないこと。
敵がフラフラとフィールドを歩いているため、
安全が確保できる場所というのはかなり限られているので
トイレやふとした用事の際に一時停止できないのはかなり不便。
せめてオフラインでプレイしているときはポーズできるようにして欲しかった。

ボリューム的に仕方がないのかもしれないが、
ステータス項目が複数の階層に分かれていて
LRトリガーと十字ボタンとでそれぞれ別の内容に変更できるので
なかなか把握しきれないのもとっつきの悪さの原因。

細かいことを言えばマウント(馬など)に乗らないと移動速度が結構遅いこと、
マウントに乗ったままダンジョンの入り口に近づくと
自動的に降りるがダンジョンの入り口にスムーズに入れないことも不便。

細かい不満はあれど、ハマるとなかなか抜けられない魅力があるのは確か。
最初の戸惑いを乗り越え、何度かのレベルアップを経て
ポイントが割り振れるさまざまな箇所がきちんと発見できるまでの我慢。

【参考になった攻略サイト】
sacred 2(セイクリッド2) @ wiki


DISNEY・PIXAR UP<北米版>


全11ステージクリア。

CGアニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」のゲーム版。
地味なタイトルだが、「UP」は映画の原題。映画の方はチェック済み。

映画と同様の流れで展開していくのかと思いきや、
ストーリー説明もほとんどないままに航空戦が始まる。
勝手がわからず、いきなりゲームオーバーになったが
それが終わるとカールじいさんと少年ラッセルを操作するアクションゲームになる。

2人同時プレイにも対応しており、1人でプレイするときには
RBボタンでキャラクターを切り替えられる。
ただし、操作していない方のキャラクターのAIがイマイチで
2キャラで共通の体力ゲージを無駄に消耗されることがあるのは難点。

それぞれ登れる足場や行えるアクションに若干の違いがあり、
片方のキャラクターでしか突破できないところもあるが
謎そのものは非常に簡単で、
どちらのキャラクターを使うべきかもアイコン表示される。

敵らしい敵はほとんど出てこないが、
犬と戦う場面はボタンの入力時間が結構シビア。
最初は勝手がわかりにくいが、慣れれば同じ作業の繰り返し。

全体的に難易度は非常に低いが、
操作のチュートリアル表示がごく短時間しか表示されず、
こちらがボタンを押す前に消えてしまうので説明が読み取れない。
結局、適当にいろいろ試しながら探っていくしかない。

カメラの向きを自分で操作することができず、
常に2人をとらえようと勝手に動いてしまうため
遮蔽物の裏や特定の向きを確認しづらいのが難点。
視点が悪くてストレスを感じることが結構ある。
風船にぶら下がったコインも含め、空中での遠近感が異様にわかりにくい。

ボス級の敵の倒し方にやや悩むことはあれど、
全体的にはどんどん進んでいける難易度。数時間でクリアできる。
グラフィックは綺麗だし、キャラクターは映画そっくり。

できれば映画そのままに家が浮かぶ前からゲームが始まり、
ストーリーをなぞる形でプレイしたかったところ。
あくまで映画ファン向けのゲーム。または超ライトユーザー向け。

【参考になった攻略サイト】
Artifacts/Mementos/Watermelons & Bones Locations - Xbox360Achievements.org(回収物の場所)

【同シリーズのレビュー】
カールじいさんの空飛ぶ家(映画)


JUST CAUSE ~ビバ・レボリューション~


全21メインミッションクリア。

GTAシリーズなどと同様の箱庭アクション。
特徴的なのはグラップリングフックを使って車両や船、ヘリなどに飛びつけること。
高所から飛び降りたとしてもパラシュートを常備しているので
特に死んだりすることはない。この辺のノリはなかなか楽しい。

マップは非常に広く、ヘリなどで延々と飛んでいけるのだが、
単純に拠点同士の間隔が広いだけで、中身の密度は薄い。
ヘリを手に入れやすいシステムなのが救いだが、
徐々に移動が面倒になるのは事実。

難易度は全体的に低く、箱庭アクションは低難易度の方が楽しいと思う私にはピッタリ。
戦闘は複数の敵から銃弾を喰らうが、
体力が一定以下になったときの回復力の方が敵の攻撃を上回るので
走り回っていればそうそう死ぬことはない。
照準も近くの敵に勝手に合わさるので、TPSなどが得意でなくても平気。

ただ、なぜか爆発系ダメージは一瞬で体力を奪ってくるバランス。
これが一部の難易度を急激に上げており、
敵に戦車やミサイルを装備したヘリがいると鬼のように難しくなる。
特に戦車は遮蔽物に隠れても爆発ダメージを喰らうし、
一度吹き飛ばされると再び攻撃を当てられて一気に死んでしまう。
戦車を奪うこともできるが、複数の戦車が相手だと
乗った車両ごと撃破されたりして即死につながる。

このバランスの悪ささえなければ大量に用意されたサブミッションを含め、
種類の多い車両や手軽に呼べるヘリ、疾走するボートなどを
バカンス気分で楽しめる気楽な箱庭ゲームになったのに非常に惜しい。
どうも不具合がひそんでいるのか、ややバグり気味な動作をすることも結構ある。

地味な問題点としては空中に投げ出された際、「パラシュートを開く」アクションと
「近い乗り物に飛び移る」アクションが両方ともAボタンなので
操縦していたヘリを空中で乗り捨ててパラシュートを開こうとしたときに
墜落しつつあるヘリに飛び移ってしまう事故が結構あった。
せめてAボタンはパラシュートに限定し、それ以外のボタンに割り当てて欲しかった。

いいところはあるものの、なにか煮え切らない部分が目に付くのが残念。
内容を想像しにくいアイコンのデザインや変なボタン配置、
メニューが十字ボタンでしか選択できず左スティックが効かないこと、
コンティニューしたときに回復地点のすぐ近くから再開するくせに
なぜか体力や弾薬が全快していない点など、どうにも配慮不足が多かった。


X-MEN THE OFFICIAL GAME


全ミッションクリア。

X-MENシリーズのゲーム作品だが、
アメコミではなく実写映画の方のデザインをベースにしている。
話の流れとしては「X-MEN2」の直後ぐらいから始まる。

ストーリーを展開するデモシーンは紙芝居風の流れで
いくつかの止め絵を重ねながら移動させたりする見せ方が基本。
最初は単調にも思えたが、意外と綺麗に動く場所もあり、これはこれでいいかも。

2006年発売ということもあって、ゲーム本編は今遊ぶとかなりチープ。
プレステ2よりは綺麗か、といったグラフィックに旧世代的な動き。

映画でも登場したウルヴァリン、アイスマン、ナイトクロウラーの3人が
並行しながら任務を行っているという設定で、
3種類のキャラクターごとに用意されたステージを
ザッピングしながらプレイしていく3Dアクション。

ステージごとに3種類の難易度を設定して開始でき、
それによってクリアした際にキャラクターの能力アップに使えるポイント量が変わる。
つまり最強まで能力を高めようと思うと
各ステージで上位難易度(スーパーヒーロー)をクリアする必要がある。

肝心のウルヴァリンの攻撃力がイマイチ低かったり、
回復しようにも敵がとめどなく出てきたりして、
バッタバッタと倒していく快感には欠ける。
特に同じ種類の敵との戦闘がやたらと続き、
相当数を倒さないと先へ進めない仕様はダルいだけ。

アイスマンは凍らせた空気の上を滑って進むレースゲーム風だが、
Aボタンで加速してRトリガーでブレーキ、Lトリガーでロックオンという
よくわからないボタン配置がしょっちゅう混乱させられる。

ナイトクロウラーはテレポートで進んでいける能力は面白いが
思う場所にテレポートしたくとも、うまくマークが出ないことがあり、
上階に移動したいのに下層にテレポートしたりというトラブルが結構起こる。

とにかく用意された3人ともプレイしにくいのだ。
どのキャラクターをプレイしていても
ストレスがたまるポイントがあるというか、イマイチ爽快感がない。

ステージの造りも各面それぞれ違った構成にはなっているが、
同じステージ内で何度も同じ作業を強いられたり
やたら敵の増援が続いたりボスが硬かったりとイライラさせられる。

中盤で突然あっさりと死んだりする割に、
再開がステージ最初からだったりするところも辛い。
中級難易度(ヒーロー)でも意外と難しいので
キツくなってきたら低難易度で能力を上げてから再挑戦する覚悟も必要。

全体的にあまり面白くなく、爽快感もない。
ウルヴァリンが好きなら「X-MEN ORIGINS:WOLVERINE」の方を強くオススメする。

【参考になった攻略サイト】
XBOX360 実績解除スレまとめ @wiki - X-Men: The Official Game
GameFAQs: X-Men: The Official Game (X360) Hidden Item Guide by Mrstickball(センチネル・テックとウェポンXの場所)

【同シリーズのレビュー】
X-MEN(映画)
X-MEN2(映画)
X-MEN ファイナル・デシジョン(映画)
ウルヴァリン:X-MEN ZERO(映画)
X-MEN ORIGINS:WOLVERINE(ゲーム)


DAMNATION<北米版>


難易度CASUALにてクリア。
その後、ピストル「VORPAL MECHANICAL REPEATER」を使用して
難易度INSANEをクリア。

スチームパンクな世界観で高い足場をウリにしたアクション。
一見、TPSのように見えるがシューティング部分は味付けで
実際には「トゥームレイダー」シリーズのような雰囲気で
つかまれるポイントを見抜きながら奥へ進んでいくのが基本。

海外レビューではかなり点数が低い本作。
グラフィックは割と綺麗なのだが、モーションが雑に見える部分が結構あり、
どうにも全体的に造りが粗い。
戦闘部分も特に楽しいとは言えず、ルート開拓が面白味のはずなのに
妙に敵の数ばかりが多くて鬱陶しい。
調整のせいなのか、照準も合わせにくい印象。
「Lトリガー+左スティック押し込み」というリロードの操作もあまりに不自然。

LBボタンを押している間は壁の向こうの敵などが透けて見えるのは便利だが
戦闘の負担を減らしたいということであれば
敵の配置や武器の特性で配慮して欲しかった。

壁に対してジャンプするとひとつ高いフロアに行けるのを活かして
どんどん高いところへ登りつつ目的地を目指すのはなかなか楽しい。
落下死をした場合でも直前に立っていたところから再開される点や
背面にあるハシゴの影が壁に映っていたりするような仕様は非常に嬉しく、
このタイプのゲームで失敗したときのイライラが相当に軽減される。
操作ミスもほとんど発生しないキー操作で、この部分はなかなか優秀。

Coopプレイに対応しているせいか、
1人で遊んでいても常に仲間がいて戦闘などの手助けをしてくれる点はいいが、
目的地に向かってどんどん先へ進むことが結構あり、
自分でルートを開拓する楽しみや
こっそりと敵を排除したいのに戦闘を始めてしまうのが難点。
あくまでプレイヤーの後についてくるスタイルにして欲しかった。

敵との戦闘中など、やたら変なタイミングで
ローディングが入ったりするのもゲームのテンポを崩すし、
普通であれば改善されるべきポイントだと思う。

まったく面白くないわけではないが、全編に渡って盛り上がりに欠け、
その割に長いステージで延々と同じことをやらされる想いだった。

【参考になった攻略サイト】
Damnation Guide (Xbox 360)


THE CHRONICLES OF NARNIA:PRINCE CASPIAN<北米版>


全6章クリア。

タイトルからもわかるが、
映画「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」のゲーム作品。
映画のシリーズは第1章・第2章ともに未チェック。

強弱2種類の攻撃を使いつつ、戦況を有利にしていくアクションゲーム。
映画のストーリーをそのままゲーム化しているらしく、
ゲーム中にミッションを達成すると実写の映像が挿入されることがある。
しかし、その割合が結構多く、せっかくゲームに集中しているのに
頻繁にムービーシーンが挿入されるのはテンポが悪い。
ムービーが終わった途端にステージまで変わっていたりして
このあたりはもう少し丁寧につないで欲しかった。

2人同時プレイも可能だが、1人プレイ中にも
Yボタンを押すことで別のキャラクターに変更できる。
キャラクターごとに弓矢やカギ縄などの装備に違いがあり、
特定のキャラクターでないとギミックを発動できないようになっている。
それぞれの場面を誰を使ってクリアするのか考えるのが面白い。

難易度の選択はないが、戦闘も含めてそれほど難しくなく、
割とこまめにチェックポイントも入るので大きな苦労はないだろう。

それよりも、どうやって敵を倒すのかに悩んで詰まることがあり、
ボートの場面や白い魔女の場面で石を投げるのにはなかなか気付かなかった。
ボス級の敵と戦うときもガムシャラに攻撃するのではなく、
一旦、敵の攻撃を回避することで攻撃のチャンスが生まれる仕様が多く、
しっかりと観察して対応する必要がある。

粗も目立つが、全体的にはキャラクターやステージも豊富だし、
特に映画を観た人ならより楽しめそうな場面が多かった。
グラフィックもなかなかに綺麗だし、雰囲気もあるので
映画ファン向けのゲームとしてはなかなかによくできているんじゃないだろうか。
ファンでない人も目的をきちんと確認しながら進めば苦労なく楽しめる。

イマイチな点として、レバーを倒したり宝箱を開けるのに
いちいちボタンを連打させるのが鬱陶しいのと、
カギ縄を引っ掛けるための向きや位置取りが微妙で、
フックをひっかけたいのになかなかうまく発動しないのが不便だった。

要所要所に置かれている宝箱はマップにも表示されるし、
開けるための鍵もステージに入るたびに復活する。
やり直しの際にあといくつの宝箱が残っているかも示されるので
回収物としては大きなストレスもたまらず楽しかった。

【参考になった攻略サイト】
Locations for all chests. - Xbox360Achievements.org(宝箱の位置)