BIOSHOCK2(バイオショック2)
2010年3月8日12:13 【カテゴリ : Xbox360】
クリア。
海底都市で異常者たちを相手に戦うFPSの続編。
前作は水や炎の表現の美しさと、
どんでん返しを含めた強烈なストーリーが絶賛された。前作はプレイ済み。
全体としては前作の正当進化というか、前作のままに
ストーリーだけ継続されたもの、という印象が強い。
右手の銃器だけでなく、左手で超能力であるプラスミドを使用できたり、
死んでもそのときの進行状況のまま指定場所から復活する仕様も同じ。
バイオショックのそもそもの魅力は世界観やストーリーであり、
FPSというジャンルながらシューティング部分は補助的な存在と思われる。
そのため、FPS好きが好むシューティングとしての要素はあまり感じない。
一人称視点で繰り広げられるアドベンチャーゲームと言った方がしっくりくるだろう。
アドベンチャーゲームとして見たときの
狂気じみた雰囲気や背景のイカれ具合、
一人称視点ということを活かした演出のうまさは素晴らしい。
ただし、今作は音声が英語で日本語字幕の表示となるため、
背景で流れるセリフや複数のセリフが重なる場合には大きく減点。
前作はラジオダイアリーまで日本語吹き替えされていて
内容を聞きながら並行して行動できた分、このローカライズは非常に残念。
それと、字幕部分の頭にしゃべっている人物の名前が付くのだが、
セリフ内容との区切りが非常にわかりづらいので
どこから読み始めるべきか見抜けず、人物名をセリフの一部と勘違いしそうになる。
これも人物名だけを上にズラしたりするだけで一気に解決するため、
もう少し気を遣って欲しかったところ。
FPSとして見た場合、弾薬がかなり少なめだし、
扱いづらい武器変更操作を頻繁に行わないといけないので
ストーリーを楽しむという意味では難易度をイージーにする方がいいかもしれない。
ADAMを収集して新しいプラスミドや特殊性能を購入するという
育成の楽しさはなかなか良い。
すべてを完璧に身につけることはできないので
自分の好みや戦い方に合わせていろいろな方向にカスタマイズできるので
徐々に便利になっていくステータスが非常に気持ちいい。
前作のストーリーをベースにしているため、
前作の内容や舞台設定は必須とも言える。
FPSではなく、アドベンチャーゲームとして
どっぷりとその世界観や脚本を楽しみたいならオススメ。
シューティングゲームがしたい場合には他作品へ。
【同シリーズのレビュー】
BIOSHOCK
