SNOOPY DS スヌーピーと仲間たちに会いにいこう!
2008年10月18日12:19【カテゴリ : Nintendo DS】
ひと通りクリア(スタッフロールまで確認)。
その雰囲気からも十分予測できるが、ゲーム目当ての人にとっては
明らかに需要が異なる完全なスヌーピーファン向けソフト。
イラストでよく見るスヌーピーや、その仲間たちが住む町の中を
自分の分身となるキャラクタで散歩するような内容。
キャラクタはいろいろと自分なりにカスタマイズできるし、
どう組み合わせてもスヌーピーの世界観に馴染むデキになる。
会話部分は完全なフラグ立てなので、
誰かと会話することによって、また別の誰かが新しい話をしてくれる流れ。
つまり、決められた通りの順番で話をしていけばよい。
幸いにもキャラクタがいる位置はレーダーに表示されているし、
「新しい会話をしてくれる人」もレーダー上で区別がつく親切さ。
たとえそれが今いるエリアと違う場所であっても
移動する前にチェックができるので、無駄な移動をしなくて済む。
町の中はレーダー表示から受ける感覚よりもずっと狭いので
レーダーを見てかなり遠いなぁ、と思いながら移動していると
目的の人物を通り過ぎていた、ということが結構ある。
たまに「新しい会話をしてくれる人」が誰もいないときがあって
ゲームを進めるのにどうすればいいかわからなくなるが、
適当に誰かと話せば急に展開が進んだりするので
その辺の区別がつくと、なおよかったかもしれない。
町の中で登場人物がいる場所が吹き出しで表示されるが、
どうせならキャラクタ自身がそこに立っていればもっとよかった。
なぜわざわざゲーム的な表現にしているのかがよくわからない。
スヌーピーとの会話シーンでは場合によってミニゲームへと移行するが、
直前に操作方法を確認することもできるし、
すぐにゲームを始められるボタンもあるなどの親切さは素晴らしい。
タッチペンでもボタンでも操作できるので敷居も低い。
かなりのライトユーザーをターゲットにしているらしく、
ミニゲームは普通にやれば、まず高評価でクリアできる。
登場人物との会話はあまりにも単純な内容だったり、脈略がなかったりするので
スヌーピーの世界観に思い入れがあったとしてもなかなか楽しむのは難しい。
あらかじめ登録した趣味などの項目が会話内に反映されるのは面白いが、
どんな項目が入っていても不自然にならないようにしているため、
逆に当たり障りのないことしか言わないようになっていて変化に乏しい。
今まで静止画でしか見たことがないスヌーピーキャラが
会話シーンで滑らかに動くのは新鮮で面白い。
特にスヌーピーは主役ということもあって、
違和感のないスヌーピーらしい動きをしてくれる。
DSというハード上の問題もあるのかもしれないが、
キャラクタの輪郭部分が荒いのが少々残念。
町を探索するモード以外にスケジュールを登録したり
時計を表示したりするモードもあるが、
よほどDSをPDAのごとく常に持ち歩いていない限り、
役に立つ、ということはないだろう。
あくまでスヌーピーファンが和めるかどうかといったところだ。
ミニゲームの評価次第で手に入るコインを使えば
服やその他のアイテムを購入することもできるが、
ゲーム的に有利になるわけではないので
これも自分なりに価値を見い出し、自己満足できるかどうかにかかっている。
文字入力シーンではタッチペンを活かして
手書き入力できるところもライトユーザーにわかりやすくてよい。
ただ、その入力画面やミニゲーム開始時に
画面に表示されるボタンがやけに小さくて
読み難い上にタッチするのが難しくて残念だ。
DSのソフトとはいえ、あくまでスヌーピーファン向けのアイテムで、
スヌーピー(またはその仲間たち)を見ているだけで幸せ、
ぬいぐるみを飾るようにこのソフトの画面も飾っていたいという人にとっては
最高にピッタリなソフト。そうでない人にはまったく不向き。
