ぼくらのテレビゲーム検定 ピコッと!うでだめし
2008年11月19日12:23【カテゴリ : Nintendo DS】
古き良きナムコのゲームが登場するテレビゲーム検定ソフト。
「テレビゲーム検定」といってもファミコン時代のものばかりなので
「ファミコン検定」という方が相応しいような気はするが、
アクション、シューティング、アドベンチャーなどに分けられた各ゲームを、
数十秒ずつプレイしていく。
ゲームごとにその都度、特定の条件が付けられており
それをクリアしたかどうかとプレイの優秀さによってS・A・B・Cのランクがつく。
6つ分のプレイが終わるとランクによって銅から金までのメダルがもらえ、
そのメダルがポイントとして蓄積される。ここまでが1つの区切り。
ポイントを貯めていくと昇級のための検定にチャレンジできるようになり、
さきほどと同様に6つのゲームをプレイした結果で合否が出る。
合格すると昇級して、再び同じ流れになる。
30代以上のゲーマーにとってファミコン時代のナムコゲームが再現され、
再びプレイできる喜びは大きいが、
逆に、当時の理不尽なバランスの上で
Sランクを取っていくのは結構苦労する。
ゲーム開始直前に操作方法が表示されるとはいえ、
具体的なシステムやコツを理解するにはやはり実際にプレイしないと難しい。
そして「ああ、そういうことができるのか」
「こうするとマズイのか」というコツがつかめたあたりで
課題が終了して次のゲームへ移ってしまうため、
6つのゲームともに高いランクを出すのが大変なのだ。
一部のゲームでは確実にSランクを出せても
一部のゲームがクリアできないとCランクになり、
6つのうちSが4つあってもCが2つあると銅メダルになる。
この基準がいまいち納得できないバランスで、
Sランクが少なくてもAがほどほどにあれば銀メダルになるので
Sランクを多発した割に結果が評価されない、という感触が強い。
昇級の検定も同様の判定基準なので、
6つのうちCランクが1つでも混ざると合格は相当に困難になる。
つまり、今作では「すごいプレイをすること」よりも
「ミスプレイをしないこと」が評価につながってしまっており、
ゲーム好きからすると、「テレビゲーム検定」というには不満が残る。
さらになぜか「アイドルマスター」が強引に1つのゲームとして取り込まれており
面白くもない選択式アドベンチャーとして出題される。
他のどれもが80年代ゲームなので違和感が大きく、
ナムコが自己満足、または販促のためだけに入れた感が強い。
ゲーム好きなら「テレビゲーム検定」という言葉には魅力を感じるが、
実際にはファミコン時代ばかりな部分、
S~Cランクが設定されているものの、ほとんどはSかCになってしまい、
事実上Bランクの存在意義がないような雑な判定基準、
ポイント稼ぎのためのゲームプレイも昇級のための検定も
内容が変わらないためメリハリがなく、
級が上がったとしてもほとんど同じことを繰り返すばかりなので飽きやすい。
ナムコに限らずさまざまなファミコンゲームが遊べればまだよかったが、
今の状態ではそれほど満足できずに終わってしまった。
