最頻出!SPIパーフェクト問題集DS 2010年版
2008年12月27日12:35【カテゴリ : Nintendo DS】
就職試験ではかなり広く利用されているSPI試験。
一般的には面接審査よりも早い段階で行われるため、
どれだけ面接が得意でもSPI試験に落ちる実力ではそこまでたどり着けない。
SPI試験は言語系(国語)と非言語系(理数)に分かれており、
難易度としては中学レベル程度だが、範囲が広い上に
中学高校あたりの勉強から遠ざかってしまった時期に受験するため
このタイプの試験を苦手とする学生は多いだろう。
範囲の広いSPI試験攻略のためにはひたすら問題を解き、
正解するためのパターンを体得することや、
似通った計算の考え方を知ることがポイントになる。
このソフトではそういった問題を多数収録し、
DS上で解答しながら学んでいく。
また、GABやCABといった筆記試験に関する問題も収録されている。
問題の数はそれなりに用意されていて
すべてのモードで100%の達成率を目指せば
試験に対する実力が上がることは間違いない。
残り時間が常に表示されていて、手間取りそうな問題を一旦飛ばし、
後から解答シート上で未解答の問題へ飛ぶということも可能。
自分で時間を計りながら行う場合と違って
ごまかしたり忘れたりすることがないのはソフト上で勉強する利点だ。
ただ、スタートボタンを押しても時間が止まらず
何かの用事で一時的にストップさせることすらできないのは不便。
もちろん時間を止めて答えを考える、などの不正防止にはなるが
どちらにしろDSを閉じればスリープ状態になるわけで
単純に不便さしか残らない仕様である。
漢字や同義語などの、短めの言語系問題は非常に解きやすく
ソフトで勉強するにはぴったりだと思う。
が、長文を読んでから答えるタイプの問題は
DSの小さな画面で読むには疲れ、
紙媒体と違って一覧性に乏しいのでちょっと厳しい。
実際に解答するのはDSの下画面で
選びたい解答のアルファベットを画面下端のボタンで押す仕様だが、
解答群とアルファベットを照らし合わせなければいけないので
どうせなら解答群を直接タッチさせて欲しかった。
計算問題を解くためにメモを開いて
そこにタッチペンで計算式を書けるのは便利。
しかし、ひとつの計算式を解くだけなら1つのメモでも足りるのだが、
その計算結果を使って別の計算を解こうと思うとメモが狭すぎる。
2枚あるとしても切り替える手間がかかるので
広いメモの一部分を表示し、用紙をドラッグすることで
別の部分に移動できるなどの仕様の方がよかったかもしれない。
画面が狭いために仕方がないとも言えるが、
問題を解くために必須である図も
ボタンを押して画面を切り替えないと見れないのは不便。
紙媒体であれば「問題文」「図」「選択肢」をすべて見渡せるだけに
画面の狭さ、解像度の低さによる不便さを痛感するハメになった。
演習の全問題を解き終わったあとにすぐに採点が行われ、
問題ごとに解説を見ることができるのは便利。
こういった演習では問題を解くこと以上に、
間違った問題の解説をすぐに読んで
解き方を理解することが重要だからだ。
全体通して、書籍タイプの問題集とどちらがいいかと言われると
正直迷うところだろう。
採点が楽な点や、単純な問題を大量に解くタイプの練習には向いているものの
計算問題でメモを必要とするものや、長文を読む必要のある問題では
書籍の方が見やすいし、余計な手間がかからない。
もともと書籍などの問題集を用いて自主的に勉強できている人は
わざわざこのソフトを買って戸惑いながら勉強する必要はないだろう。
逆に、そういったことが苦手で
ゲームプレイに通じるDSでなら勉強する気になる、という人には
なかなかいいソフトだと思う。
いずれにしろ試験は練習量に比例して得点が上昇する。
