レイトン教授と最後の時間旅行
2009年3月31日12:23【カテゴリ : Nintendo DS】
レイトンシリーズ第3弾。3部作の完結となる作品。
全13章クリア。
隠されたナゾを除き、すべてのナゾに挑戦して10時間半。
これまでの2作と同様、ナゾ番号130ほどでエンディングに到達する。
3部作とはいっても作品単体でストーリーがまとまっているので
今までの作品をプレイした経験がなくても問題ない。
これまでと共通のルールや操作方法においても
ゲーム中にしっかりと説明されるし、
新しい要素に関してもわかりやすく説明されるので
まさに説明書なしで進められる作品。このあたりの配慮は見事。
一部、登場人物が前作からの引き続きの部分もあるが、
おおよそ想像で補完できるレベル。
タレントを声優に起用していることでも有名なシリーズだが、
ゲーム中に聞く限り、非常に自然でキャラクターに合った内容。
あえて誰が演じているかを聞かないと
どのタレントの声かわからないほどにピッタリ。こういうところも安心。
要所要所にアニメシーンが挟まるが、これもテレビ番組並のクオリティで
DSでこれが見れるのはなかなか贅沢に感じる。
セリフに合わせて字幕も表示されるため、
音を出せない状況であってもプレイができる設計。
ゲームの本質としてはなぞなぞ・クイズ・パズルを
延々と解く単純なもののはずなのに、ストーリーと世界観がうまく単調さを消している。
基本的にはDSの上画面に町のマップが表示され、
下画面でその場面の調べたい箇所や話したい人物をタッチする。
話の展開上、同じ場所を行き来したり、途中でナゾ解きに挑戦したりするため
「これからどこへ行くか」を忘れそうになるが
次にどこへ行けばいいのかが常に上画面に表示されているので
どこで中断していたとしても行き先を見失うことがない。
ナゾ解き中のメモに関しても色の濃い部分や暗い場所でも見やすいように
背景の上に半透明で白いメモが重なるようになっており、
計算式などを記入して答えを求めることに使うだけでなく、
下に透けて見えている問題に対してマークを付けたりするのに役立つ。
さらに本編とは直接関係のないミニゲームが
システム画面内に用意されており、本編を進めることで
ミニゲームで使えるアイテムやステージが増えていくので、
クリアするという目的以外にも本編を進める楽しみができる。
もちろんミニゲームはプレイしなくても問題ない。
セーブもいつでもできるし、シナリオそのものもよくできていて
先が気になるようになっている。
「このナゾを解いたら教えてあげよう」と
町の人からご都合的にナゾが始まるのは今まで通りだが、
ところどころストーリー展開とうまく絡めた問題も出るので
ナゾを解かなければいけない理由が見えて良い。
完成度の高かったこれまでの2作とほとんど代わり映えしないものの、
さりげなく親切に変化している部分を加えて
これまでのファンにとっても新規に始めるプレイヤーにとっても超安定な作品。
ゲームはほとんどプレイしない、という人にも
とりあえず本作を渡しておけば、一定以上の満足感を与えられることは間違いない。
これでついにレイトンシリーズも終わりかと思いきや、
新たな3部作が予告され、レイトンの人気はまだまだ衰えそうにない。
【同シリーズのレビュー】
レイトン教授と不思議な町
