最頻出!SPIパーフェクト問題集DS 2010年版


就職試験ではかなり広く利用されているSPI試験。
一般的には面接審査よりも早い段階で行われるため、
どれだけ面接が得意でもSPI試験に落ちる実力ではそこまでたどり着けない。

SPI試験は言語系(国語)と非言語系(理数)に分かれており、
難易度としては中学レベル程度だが、範囲が広い上に
中学高校あたりの勉強から遠ざかってしまった時期に受験するため
このタイプの試験を苦手とする学生は多いだろう。

範囲の広いSPI試験攻略のためにはひたすら問題を解き、
正解するためのパターンを体得することや、
似通った計算の考え方を知ることがポイントになる。

このソフトではそういった問題を多数収録し、
DS上で解答しながら学んでいく。
また、GABやCABといった筆記試験に関する問題も収録されている。

問題の数はそれなりに用意されていて
すべてのモードで100%の達成率を目指せば
試験に対する実力が上がることは間違いない。

残り時間が常に表示されていて、手間取りそうな問題を一旦飛ばし、
後から解答シート上で未解答の問題へ飛ぶということも可能。
自分で時間を計りながら行う場合と違って
ごまかしたり忘れたりすることがないのはソフト上で勉強する利点だ。

ただ、スタートボタンを押しても時間が止まらず
何かの用事で一時的にストップさせることすらできないのは不便。
もちろん時間を止めて答えを考える、などの不正防止にはなるが
どちらにしろDSを閉じればスリープ状態になるわけで
単純に不便さしか残らない仕様である。

漢字や同義語などの、短めの言語系問題は非常に解きやすく
ソフトで勉強するにはぴったりだと思う。
が、長文を読んでから答えるタイプの問題は
DSの小さな画面で読むには疲れ、
紙媒体と違って一覧性に乏しいのでちょっと厳しい。

実際に解答するのはDSの下画面で
選びたい解答のアルファベットを画面下端のボタンで押す仕様だが、
解答群とアルファベットを照らし合わせなければいけないので
どうせなら解答群を直接タッチさせて欲しかった。

計算問題を解くためにメモを開いて
そこにタッチペンで計算式を書けるのは便利。
しかし、ひとつの計算式を解くだけなら1つのメモでも足りるのだが、
その計算結果を使って別の計算を解こうと思うとメモが狭すぎる。
2枚あるとしても切り替える手間がかかるので
広いメモの一部分を表示し、用紙をドラッグすることで
別の部分に移動できるなどの仕様の方がよかったかもしれない。

画面が狭いために仕方がないとも言えるが、
問題を解くために必須である図も
ボタンを押して画面を切り替えないと見れないのは不便。
紙媒体であれば「問題文」「図」「選択肢」をすべて見渡せるだけに
画面の狭さ、解像度の低さによる不便さを痛感するハメになった。

そのモードでの問題を解き終わったあとにすぐに採点が行われ、
問題ごとに解説を見ることができるのは便利。
こういった演習では問題を解くこと以上に、
間違った問題の解説をすぐに読んで
解き方を理解することが重要だからだ。

全体通して、書籍タイプの問題集とどちらがいいかと言われると
正直迷うところだろう。
採点が楽な点や、単純な問題を大量に解くタイプの練習には向いているものの
計算問題でメモを必要とするものや、長文を読む必要のある問題では
書籍の方が見やすいし、余計な手間がかからない。

もともと書籍などの問題集を用いて自主的に勉強できている人は
わざわざこのソフトを買って戸惑いながら勉強する必要はないだろう。
逆に、そういったことが苦手で
ゲームプレイに通じるDSでなら勉強する気になる、という人には
なかなかいいソフトだと思う。
いずれにしろ試験は練習量に比例して得点が上昇する。


Viking:Battle for Asgard<北米版>

製品情報:
http://www.play-asia.com/SOap-23-83-c74v-71-dh-77-1-49-jp-15-Viking-84-j-70-28v3.html

難易度HARD、クリア。
慣れていないときとコツがわかってきてからとでは
大きく評価が変わるゲーム。
意味がわかってくると非常に面白く、ハマる魅力を持っている。
システムや操作に関する説明は別の記事で。

グラフィックは非常に美しく、特に味方と敵との集団戦は
まさに大人数が入り乱れて戦う様子が繰り広げられる。
敵の盾が徐々に壊れていく表現や、派手にフィニッシュ攻撃を決めて
切断面から骨が見える表現もスゴイ。

敵の支配下にある拠点を制圧すると
世界が明るくカラフルに映る演出も非常に良い。
遠くから敵の拠点を発見すると、その敵の配置を観察し、
どう攻めるかを考えるときがこのゲームの一番楽しい部分。

そのためにも主人公はかなり弱めに設定されており、
無理に突撃したり囲まれたりすると一気にやられてしまう。
やられたとしてもペナルティはないものの、
再び同じ場所まで移動する手間がかかるのと
攻めかけていた拠点の敵が復活してしまうので、失敗しないに越したことはない。

敵と1対1ならAボタンの攻撃で攻め続ければほとんど問題なく勝てるので、
いかにその状況になるように運ぶかだ。
背中を向けている敵を一撃で倒しながら数を減らしたり、
1人ずつおびき寄せて始末したり、
その拠点に捕らえられている味方を解放して手助けさせたり。

たまに敵がやたら集団でいる場合があるが、
そういう場合はその集団に出くわさずに回り込める裏道が必ずある。
トゲのある塀で囲まれていても、一部分が崩れていたり
マットがかけてあったりと通れる場合がある。

そういった探索やステルス行動と戦闘とのバランスが素晴らしい。
見晴らしのいいところから敵を探したり、
地図を見ながらたどり着くルートを考えたりするのが楽しい。

ちなみに敵を倒すとXボタンマークが出るが、
このときにXボタンを押して残酷な殺し方をすると赤い光が出現し、
それを取ることで魔力のゲージを回復させられる。

魔法は途中から購入できるようになるが、
3種類あるうちの氷の魔法は敵に攻撃が当たると凍結させられ、
その後の攻撃で粉砕できるので、うまくいけば2回の攻撃で倒せる。
炎の魔法の方が派手に見えるが、実際には氷の魔法の方が
効率よく敵の数を減らせる場合が多い。

魔法の効果は近くにいる味方にも及ぶので
集団戦で味方に紛れながら使うと、より大きな効果を得られる。
魔法に助けられることも結構あるので、
複数の敵に囲まれたときにはいさぎよく使うこと。
魔力を回復させる赤い玉が
かなり近寄らないと回収できないのは非常に面倒。

さらにアリーナで習得できるコンボ技(Rage)もある程度役立つ。
技の中には体力バーの下に表示される丸いアイコンを必要とするものがあるが、
これは敵に通常攻撃を当てるだけで回復するので
ほとんど常時、技を発動させることができる。

LBボタンを押しながらXボタンを3回押すと発動する技を覚えたとしても
Xボタンを2回押した状態で待機すれば別の技が発動するので
相手の状態に合わせてうまく使い分けること。
LBボタン+Xボタンによる盾破壊系のコンボは
盾持ちが多くなる後半にはなかなか便利。

ゲーム全体を通して3つの島をすべて制圧すれはクリアだが、
各島にひとつ程度、敵地にステルスで乗り込むべきミッションがある。
地図上のほとんどが青いアイコンに変わり、
残っている赤いアイコンに行っても話が進まないときは
敵地のさらに奥にある赤いアイコンにたどり着く必要がある。

敵地の中心部は当然ながら敵が山ほどいるので、
うまく陰になっているルートを見つけ、
一度に少数の敵しか相手にしないようにしながら
奥地のアイコンを目指せば良い。
これに気づかないとゲームがまったく進まなくなるので注意。

コツがわかってしまえば不満点はほとんどないが、
腰ほどの高さの柵は接近するだけで自動的に乗り越える仕様のため、
崖付近をウロウロしているときに勝手に柵を乗り越えて
そのまま落下死してしまうという事故が何度かあった。
いっそのことYボタンを押さないとジャンプしない仕様でよかった。

パッケージやタイトルからどうしてもB級臭さが漂うゲームだが、
システムをしっかり理解し、コツをつかめば相当に面白い作品だ。
序盤で投げ出してしまわずに、ぜひ集団戦まで体験して欲しい。

同作品の別のレビュー


M-1グランプリ2003


第3回M-1グランプリの決勝戦が収録されたDVD。

出演者
●アメリカザリガニ
●アンタッチャブル(敗者復活)
●麒麟
●スピードワゴン
●千鳥
●2丁拳銃
●フットボールアワー
●笑い飯
●リアルキッズ

現在から考えると相当に豪華なメンバーだが、
やはりM-1チャンピオンを決める決勝というからには
これぐらいのネタが揃って欲しいところ。

スピードワゴンはネタに用いた童謡(「サッちゃん」と思われる)が
著作権の問題でDVDに収録できず、歌の部分が消音されているので
ほとんど内容がわからないのが残念。

「笑い飯」「フットボールアワー」「アンタッチャブル」は
現在売れているのが納得できる笑いのクオリティ。
スピード感があり、休み暇のない4分間を構成してくれる。

審査員がたった7人の主観によるものなので
納得できる点数かどうかは微妙だが、
チャンピオン以外のネタも十分楽しい内容だった。


バットマン ビギンズ


ダークナイト」を観てもう一度観たくなったのだが、
改めて観ると非常によくできているし、
今作と「ダークナイト」との非常にスムーズな流れを感じる。

冒頭にやや時系列を入れ替えたエピソードが挟まるが、
すぐにその流れが読め、それによって
主人公の苦悩が何より理解できる。

バットマンが生まれるまでのごく自然な流れが非常にうまく、
バットマンがただのヒーローではないことがわかる。
バットマンに協力する数少ない人物たちも
それぞれ味があり、強い魅力を感じる。

「バットマンには興味がない」と敬遠している人は
まず名作映画として観て欲しい。
さらに続けて「ダークナイト」を観れば
これがいかにデキのいい作品か、理解できるだろう。

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同シリーズのレビュー


Viking:Battle for Asgard<北米版>

製品情報:
http://www.play-asia.com/SOap-23-83-c74v-71-dh-77-1-49-jp-15-Viking-84-j-70-28v3.html

最初、すぐにやられてしまう主人公を見て失敗したかと思ったが、
慣れてくると格段に面白くなってくる。
英語な上に、わかりやすいチュートリアルもないので
まずはシステムの意味と操作説明。

主人公はAボタンで弱攻撃、Xボタンで強攻撃ができる。
Xボタンは長押しでも連続攻撃が発動する。
押しやすい位置にはあるが、Xボタン攻撃はスキが大きく使いづらいので
基本的にはAボタン連打で攻撃。
敵の頭上にXボタンマークが出た場合は
Xボタンを押すことで残酷に殺すことができるが
ほっといてもすぐに死ぬので、忙しいときは放置で。

主人公が武器を収納しているときは敵に見つかっていないので
その状態で敵の背後へ近づき、Xボタンを押すと即死させられる。
常に見つからないように行動するほどではないが、
一瞬で倒せるのは楽なので、チャンスがあれば狙っていこう。

Yボタンでジャンプができるが、戦闘中は非常に使いづらいので
主にフィールド内の段差を登る目的で使用する。
宝箱や扉を開けるなどのときにはBボタン連打。
体力は敵が近くにいないと自動で回復していく。

Lトリガーを引くとガードができるが、あまり使いどころはない。
ガード中にAボタンで相手のガードを崩す短い体当たりができる。
さらにガードの状態でYボタンを押すと、後方へ軽くジャンプする。
通常の戦闘では使い物にならず、
場合によっては後方の敵に近づいてしまったりするので注意。
ただし、オーラをまとった大きめの敵(Champion)のときは
敵の攻撃に合わせて使用するとスローモーションになり、
そのスキにAボタン・Xボタンで攻撃するのが有効。
しばらくすると各種ボタンのマークが出るので
その通りに押すことで敵を倒すことができる。

RBボタンを押しながら別のボタンを押すことで
あらかじめ購入しておいたアイテムを使うことができる。
Rトリガーを押しながら別のボタンを押せば、
購入しておいた魔法を武器にまとうことができる。
そのまま通常攻撃をすると属性攻撃が可能。

主人公はたくましい肉体をしている割に、
無理をするとすぐにやられてしまうほど弱い。
特に囲まれた場合や背中からの攻撃は相当キツイので
なるべく1対1の関係を保ちつつ、速やかに敵の数を減らすのが吉。

囲まれた場合は走って逃げるのが得策だが、
敵は攻撃すると一時的にひるむので
相手が3人ぐらいならまんべんなく攻撃することで多少、楽になる場合がある。
いずれにしても無双系のようにつっこむとすぐにやられてしまうので注意。
やられた場合は取ったアイテムなどはそのままに自陣から復活する。
(全滅させていない敵陣の衛兵は復活する模様)

会話マークが表示されている味方から
アイテムや武器、魔法を購入することができるし、
宝箱や金袋の位置を示す地図を買えばレーダー上に
黄色の丸で位置が表示されるようになる。

このゲームはBACKボタンで表示できるマップの見方がポイントになってくる。
新たに発見した箇所のマークが地図上にアイコンで表示されるが
赤いアイコンになっているところは何らかの作業が残っているところ。
敵を倒したり、宝箱のアイテムを取ったり、味方を解放したり、誰かと話をしたりなど
いずれかを済ませることで地図上が青いアイコンに変わる。
赤いアイコンが残っている箇所があれば、
何かしらやり残したことがないかチェックするべき。
地図上でXボタンを押すとマーカーを設定でき、
レーダー上で方角が確認できるので便利。

さらに光の柱が空に伸びている石柱を使うと別の石柱へワープできるので
これも積極的に利用することで移動の手間を減らせる。

そしてこのゲームの特徴のひとつが、味方と敵との集団戦。
地図上の赤いアイコンにカーソルを合わせたときに
Aボタンの指示が表示されるところは集団戦が発動できる印。
ここでAボタンを押すと大勢での集団戦に移行するので
味方に助けてもらいながら敵の親玉やシャーマンなどを倒そう。

シャーマンがいる限り、敵部隊が復活する。
シャーマンは周囲の光る棒を3回攻撃して破壊すればバリアが消える仕組み。
BACKボタンを押すことで味方のドラゴンに
特定のポイントを攻撃させることもできる。

この集団戦を有利に運ぶためにも、それまでの個人行動で
なるべく多くの捕虜を助けておく方が良い。
慣れてくると徐々に集団戦への準備を整えて
一気に攻め込む気持ちよさが味わえる。

一見すると戦闘が楽しいゲームに思えるが、
実際には集団戦の前のフィールド探索が結構面白い。
慣れてくると最初の頃より格段に死ににくいプレイスタイルが身につく。

意外と気づかないが、壁に這っているツタやロープのネットなどは
登ることができる、ということと、
穴の壁際の細い段差は歩くことができる、ということを知っておいた方が良い。

同作品の別のレビュー


Dash of Destruction<Xbox LIVE アーケード>

製品情報:
http://www.xbox.com/ja-JP/games/d/doritosdodxboxlivearcade/

無料で入手できるLIVEアーケードのゲーム。
すべて英語表記だが、
かなり単純なゲームなので特に問題はない。

敵対する恐竜側かトラック側かのどちらかを選び、
トラックの場合は町の中の特定の配達ポイントを周回し、
恐竜の場合はトラックが配達を完了する前に
トラックを噛み潰してしまうというルール。

トラックは小回りが利く代わりにダッシュが一定時間おきにしかできず、
しかも町の中の障害物でつっかえてしまう。

恐竜の場合はダッシュが無制限に使えるし、
町の中の障害物は池以外、潰しながら突撃できる。

それぞれステージ6まであり、
恐竜側で同じ恐竜のライバルが出現するあたりでクリアしづらくなるが、
それでもダッシュをうまく使って何度かチャレンジすれば
トラック側も恐竜側も数十分ほどでクリアできる。

特に面白いゲームではないのだが、無料で手に入ることと
2種類×6ステージクリアだけで実績190が解除できるのが魅力。


プリンス・オブ・ペルシャ


クリア。

「プリンス・オブ・ペルシャ」と言えば
メガドライブやスーパーファミコン時代に
2Dのアクションゲームとして滑らかな挙動などが話題になったソフト。
当時はギロチンやトゲなどの残虐な罠をかいくぐり、
王宮の最上階を目指すのが目的であった。

それが3Dのフィールドアクションとなって登場。
罠を避けて王宮の奥へと進んでいく内容ではなく、
開けたフィールド内を飛び移りながら
けがれた世界を浄化していくのが目的。
モーションの滑らかさはさすがといったところで非常にスムーズ。
独特の処理が施されたグラフィックのクオリティも高い。

目的地まではフィールドが途切れ途切れになっていて
ジャンプや壁走りを利用して進んでいく。
とはいえ、全体的にあまりシビアな難易度になっておらず、
飛び移りの際の補正も適度に効いていて
ある程度の操作で綺麗にアクションができる。
チュートリアルが終わったあたりから
簡単な操作で壁や柱を次々と飛び移るのが楽しくなってくる。

壁走りが推奨される壁は色が違うなど
直感的にアクションの種類がわかるのも嬉しい。
地図上で目的地を設定すれば、Yボタンを押すだけで
光の玉が通るべきルートを教えてくれる。

それでもタイミングやアクションを誤ると落下してしまうが、
主人公には常にエリカという女性がサポートについており、
本来ならば死亡してしまう落下事故が起きても
彼女の不思議な力によって直前の足場へと復帰してくれる。
つまりゲームオーバー画面はなく、
どんなに危険な状況になってもストーリー上はエリカが助けてくれるのだ。
これもなかなか画期的でゲームのテンポが崩れず、
失敗によるイライラもほとんど感じない。

ただし、エリカの救出エフェクトが入った段階で
実質的にはゲームオーバーなので
なるべくならそうならないようプレイしたい。

ゲームオーバーになりかけると画面がモノクロに変化するのだが、
この演出は非常に意味があり、モノクロに変化した段階で
今のジャンプでは足場に届かないことが判明している。
そこでその瞬間にYボタンを押すことで
空中でもう1回分、エリカがジャンプさせてくれるのだ。

この2段ジャンプはいつでも発動できるため、
フィールドのオブジェクトと組み合わせると
相当に自由に動き回ることができる。
この独特の浮遊感と、すさまじい運動神経を手に入れたような気持ちよさが
何よりこの作品の魅力だろう。

さらにそれを活かすようなシステムが
土地を浄化した後の「光の種」集めだ。
浄化するまではゴールを一直線に目指すため
あまり探索している余裕はないが、
浄化した後はそこらじゅうに光の種が浮かび、
それを回収するためにいろんなルートに挑戦できる。

光の種を一定以上回収することで次の土地に行けるようになるため、
ある程度ゲームの進行とも関連しているが、
すべてを集めないといけないほど厳しい設定でもないし、
ごく一般的なルートだけでも7割近く回収できるので
気軽に挑戦できる楽しさがある。

この仕様のおかげで
「浄化のためにゴールまでたどり着く」
「浄化後に土地を探索する」
と、同じ土地を2回味わえるのが素晴らしい。

「プリンス・オブ・ペルシャ」と言うと高難度ゲームの代名詞だっただけに
ここまで敷居を下げて気軽にプレイできるようにしたのは大英断だろうし、
大正解だったと思う。

一番の問題は戦闘が楽しくないことだ。
操作そのものは難しくないのだが、
攻撃が当たるかどうかが運に頼る雰囲気があり、
なぜ勝てたのかわからずに終わるようなときと、
やたらと弾かれて長引くことがある。

特に後半は攻撃が連続で入ることが少なくなり、
双方とも攻撃の弾き合いをしているだけだったり、
場合によっては特定の場所に押し出さないと終わらなかったりで
つまらない戦闘が長期化してさらにつまらなくなる。

しかも体力がギリギリになると自動的にムービーに移行することが多く、
イマイチ倒した感触に乏しい。
せめてこちらの攻撃で相手をダウンさせた上で
ムービーに移行してくれれば、もう少し気持ちよかったのではないか。
いっそのこと戦闘をなくしてもよかったぐらい、
戦闘が始まるとウンザリすることがほとんどだった。

もうひとつは、開始早々から感じるエリカ役の声の違和感。
女優ではあるのだろうが、声優経験が少ない人が声優にチャレンジした際の
独特の下手さ加減が非常に強く、もともとしゃべることが多い作品なだけに
声を聞くたびにどうにも冷めてしまう。
せっかくの日本語フルボイスが惜しくて仕方ない。

さらに、壁に配置された各種パワープレートのうち、
緑のパワープレートによって壁や天井を地面として走るときだけ
妙に前方が見づらく、ルート修正もしにくいのが気になった。

それらを除けば全体的にはオススメ。
気軽にアクロバティックな浮遊感を味わえるのは貴重だ。


カラオケJOYSOUND Wii


Wii本体にUSBでマイクを接続し、カラオケができるソフト。
ゲームソフト本体にもあらかじめ70曲が収録されており、
曲目も子供向けの歌から流行りの曲まで
家族の誰でも最低数曲は歌えるラインナップなのは良い。

それ以外にもWiiポイントを使用すると一定期間内は
新たな歌をダウンロードし放題にできる。
曲単位で料金が発生するのではなく、丸1日や3日間など
定められた期間内はいくらでも曲を入手してカラオケできる。
このあたりのシステムはカラオケボックスなどと同じだし、
いろいろな曲に手を出しやすいので大正解だと思う。

料金そのものも非常に安価で、1日分で300ポイント、
3日間なら500ポイントと相当に安いのは嬉しい。

ただ、カラオケ部分に致命的な問題があり、
まず付属のマイクの性能がかなり悪い。
Wii本体に接続する必要があるもののコードはかなり長く、
画面が見える距離ならまず届くように配慮されているのはいいが
肝心の歌声を拾う能力が低すぎて、
マイクを通した自分の声がまったく聞こえない。
息を吹きかければ音が聞こえるので壊れているわけではないが、
明らかにマイクを通した声より自分の生声の方が大きく、
単体で3000円もする割にまったく使い物にならない。

カラオケには採点機能も用意されているが、
集音性能が低いためにちゃんと採点されるには
かなり大きい声を出す必要があり、
近所迷惑を考えると家庭ではなかなか難しい。

曲の方もかなりチープなクオリティで、メロディーも取りにくく
知っている歌であっても逆に歌うのが難しかったりする。
歌っているキャラクターをMiiに設定できるのは嬉しいが
そもそも画像がかなり悪く、ザラザラな印象がある。

歌っている以外のWiiリモコンを使えば
タンバリンやカスタネットなどの鳴り物として盛り上げられるアイデアは面白い。
ただ、その効果音もかなり貧相なのと、Wiiリモコンのボタンを押すか、
押しながら振らないと鳴らない仕様なのでイマイチ盛り上がりに欠ける。

曲を選ぶために表示されている右側のパネルも
やたら操作性が低いし、レスポンスも悪い。
特に、たくさんの曲から検索したり、
検索結果一覧から選び出したりするのがやりづらすぎる。

リビングに置かれている可能性の高いWiiを利用して
家族みんなで気軽にカラオケを楽しめ、
しかも新たな曲を安価でダウンロードできるというビジネスモデルは
かなり評価できるし、成功できる路線だと思うのだが、
とにかく歌う気持ち良さがなさすぎるのが厳しい。

試してはいないが、別メーカーのUSB接続マイクが使えて
きちんと自分の声を拾ってもらえるなら、もう少しマシにはなるかもしれない。
とにかく惜しすぎる。企画自体が優秀にだけに、もっとしっかり作って欲しかった。


428 ~封鎖された渋谷で~


本編(10:00~20;00)クリア。15時間強。
いやー、面白かった。最初から最後まで非常に魅力がある内容で
まさにデキのいい連ドラを観ているような気持ちになった。
サウンドノベルなのにすべての登場人物のキャラクタが立っていた。

選択肢を選ぶだけのサウンドノベルしか体験したことがない人は
ぜひ複数の主人公をザッピングする今作の新しい感覚を味わって欲しい。
」が大好きだった人は
今作も同じ感動と快感を味わえることを期待して欲しい。

他の主人公からジャンプしてこないと続きが読めない「KEEP OUT」と
全主人公がその時間帯を終えないと
続きが読めない「TO BE CONTINUED」によって
常に5人の主人公を意識しないといけない感覚と、
この部分を読む前にこの事実を知っておいて欲しいというシナリオ側の都合を
非常にうまく成り立たせている。

シナリオそのものの引きも強く、どのシナリオにおいても
数ページ読むだけでどんどん読み進めたくなる魅力がある。
主人公視点で読み進めていた内容であっても
別の主人公を選んで相手側の視点から同じ事実を体験することができ、
ある物事を多角的に味わえるのはかなり楽しい。

ほぼ静止画の連続のはずなのに妙なスピード感があり、
選択肢がそれほど多くないにも関わらず
それぞれの主人公に感情移入することができる。

見やすいタイムチャートとWiiリモコンの簡易な操作性によって
止め時を失いつつ、どんどんとプレイしてしまう。

ある主人公のシナリオをプレイしているときにはわからなかった内容が
別の主人公のシナリオで明らかになることも多く、
推理小説のクライマックスを頻繁に味わっているかのような感覚になる。
パズルのピースがはまっていく感じとはこういうことを言うのだ。

チュンソフトの「弟切草」以降、世間では次々とサウンドノベルが登場したものの、
やはり本家のクオリティは一段上を行っていると再認識するデキ。
シナリオ冒頭は親切なチュートリアルも兼ねており、
誰でも気軽に、かつ速やかに「428」の世界に引き込まれるはずだ。

同作品の別のレビュー

【クリアした後に見るための攻略サイト】
http://428.gkwiki2.com/


食品のカラクリ


世間に流通している食品の裏側、
作る際に秘密裏に行われるテクニックなどが紹介されている。

食材・食品が1ページずつ掲載され、
それぞれ「こんな風に作っている」「こんな薬品が使われている」と
普通に食べるのが怖くなるような舞台裏を紹介するが、
「そうだったのか」と感心するとともに、
それを知ったからといって今の時代にその食材を避けて
より自然に近いものや本来の状態を手に入れるのは
実質不可能だったり、手間や資金がかかりすぎたりする。

危険とは言いながら実際にどんな薬品なのか
きっちりと薬品名が挙がっていなかったり、
「こういう風に作られているのではないか」
「こんなような話を聞いたことがある」などと
妙にあやふやな部分もあるため、この本を完全に信用する気にもなれなかった。

雑学として気楽に読む程度ならいいだろうが、
説得力に欠ける部分も多々あるため、
そのあたりを割り切って楽しむのがいいだろう。