本編(10:00~20;00)クリア。15時間強。
いやー、面白かった。最初から最後まで非常に魅力がある内容で
まさにデキのいい連ドラを観ているような気持ちになった。
サウンドノベルなのにすべての登場人物のキャラクタが立っていた。

選択肢を選ぶだけのサウンドノベルしか体験したことがない人は
ぜひ複数の主人公をザッピングする今作の新しい感覚を味わって欲しい。
」が大好きだった人は
今作も同じ感動と快感を味わえることを期待して欲しい。

他の主人公からジャンプしてこないと続きが読めない「KEEP OUT」と
全主人公がその時間帯を終えないと
続きが読めない「TO BE CONTINUED」によって
常に5人の主人公を意識しないといけない感覚と、
この部分を読む前にこの事実を知っておいて欲しいというシナリオ側の都合を
非常にうまく成り立たせている。

シナリオそのものの引きも強く、どのシナリオにおいても
数ページ読むだけでどんどん読み進めたくなる魅力がある。
主人公視点で読み進めていた内容であっても
別の主人公を選んで相手側の視点から同じ事実を体験することができ、
ある物事を多角的に味わえるのはかなり楽しい。

ほぼ静止画の連続のはずなのに妙なスピード感があり、
選択肢がそれほど多くないにも関わらず
それぞれの主人公に感情移入することができる。

見やすいタイムチャートとWiiリモコンの簡易な操作性によって
止め時を失いつつ、どんどんとプレイしてしまう。

ある主人公のシナリオをプレイしているときにはわからなかった内容が
別の主人公のシナリオで明らかになることも多く、
推理小説のクライマックスを頻繁に味わっているかのような感覚になる。
パズルのピースがはまっていく感じとはこういうことを言うのだ。

チュンソフトの「弟切草」以降、世間では次々とサウンドノベルが登場したものの、
やはり本家のクオリティは一段上を行っていると再認識するデキ。
シナリオ冒頭は親切なチュートリアルも兼ねており、
誰でも気軽に、かつ速やかに「428」の世界に引き込まれるはずだ。

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428 封鎖された渋谷で 攻略ガイドwiki