WE CHEER(ウィーチア)
2009年4月2日11:45【カテゴリ : Wii】
Wiiリモコンを手に持って踊る音楽ダンスゲーム。
タイトルの通り、チアリーダー(チアガール)を題材にした内容で
全米各地でいろいろな曲に合わせてダンスをしていく。
画面に表示される軌跡と同じようにWiiリモコンを動かすのだが、
Wiiのゲームでよくあるような、画面をポイントする操作ではなく、
リモコンが地面に対して垂直に立つように持ち、腕を移動させて操作する。
画面に対して上下左右に平行移動させるだけでなく、
自分を中心にリモコンを左右に円運動させるような、
画面へ近づいたり遠ざかったりする動きもある。
ヌンチャクは使わず、Wiiリモコンを片手に持ってプレイするのだが、
2つ目のWiiリモコンがあれば両手にそれぞれ持って
まさにチアリーダーとして踊ることも可能。
または2人のプレイヤーがそれぞれWiiリモコンを持ち、
右手役、左手役と担当を分けて2人同時プレイを楽しむこともできる。
日本人でも聞いたことがある洋楽の、ノリのいいリズムに合わせて
Wiiリモコンを動かすのは意外にも楽しい。
いい加減、音ゲーのジャンルはアイデアが出尽くした感があったが、
Wiiリモコンを使ってチアリーダーとしてのダンスは新鮮。
難易度が結構高く、難易度選択がノーマル以上しかないので
最初はボロボロな点数しかつかないが、
画面の指示に対してどう動かすべきかというコツがわかってくると
だんだんとカッコよくダンスできている気になるのが不思議。
今まで「応援」というイメージしかなかったチアリーダーが
「ダンススポーツ」という印象に変わってくる。
ダンスを行う主要メンバーのキャラクターは自由に変更でき、
髪や肌の色、服装まで自分でカスタマイズできるので
お気に入りの格好のダンスチームを構成できる。
おそらく本物のダンサーのモーションを取り入れた動きは
相当に細かくアクションするので、
複数人でタイミングを合わせながらダンスする姿は見応えがある。
難易度を高めている要因として、軌跡を動かすスピードが読み取りにくく、
動きは合っていても「早すぎる」「遅すぎる」と見なされることがある。
実際に動かす直前の、ラインが描かれていく速度で判断すべきなのだが、
最初は「今動かすべき軌道」と「次に来る軌道の指示」、
「次の開始地点への移動準備」とが区別できず、混乱させられる。
もうひとつ残念なのが、Wiiリモコンの位置を判定する精度が低いこと。
赤外線とリモコン内部の加速度センサーでリモコン位置を判断しているのだろうが、
画面の指示に合わせて動かしているはずなのに
「そっちじゃないよ」と位置・方向間違いである評価が頻繁に出る。
プレイ前に毎回、リモコンを垂直に立てて持つように指示が出る割に
リモコンを移動方向に向けて振り回す方が
正しく判定される動きがあったりするため、
どう動かせば正しい方向だと判断してくれるのかがわからない場合がある。
「Wiiリモコンを両手で操作」+「連続して表示される軌道の読み取り」+
「リモコンを動かすべき早さの読み取り」というただでさえ忙しいゲームなのに
これに「リモコンの誤判断」が加わると一気に難しくなる。これが本当に惜しい。
慣れてくると、その軌道に対して
リモコンをどう向ければ認識されやすいかがわかってくるが
そうなるまでがんばれるかが面白くなるかの分かれ目。
実際には真ん中のチアガールがやっている動作と同じ動きで
腕や手を動かすときっちり判定されるようになる。
あと、ローディングがやけに頻繁に入ることと、
取って付けたような内容のない会話シーンも残念な部分のひとつ。
ステージ途中に指定された数回をすべて成功させると
大きな得点稼ぎができるボーナスチャンスは
難易度バランスが絶妙で毎回燃える。
何回かプレイすると肩から先が激しい筋肉痛になるが、
かわいいキャラクターながら歯応えのある難易度が
逆にやる気を奮い立たせているのかもしれない。
小学生ぐらいの女の子や、運動不足を感じている大人には
まさにピッタリのゲーム。知名度は低いが、結構オススメ。
