主にCoop(協力プレイ)に関しての感想。
シングルプレイの感想は別記事で。

今作ではシリーズで初めてCoopに対応しており、
シングルプレイで通るステージのうち、
「Vendetta(スナイパー戦)」と「Black Cats(航空機の銃座ステージ)」を除く
13ステージを最大4人までプレイできる。

得点算出のオプションを有効にすれば
敵を倒したり有効な攻撃内容に合わせてポイントが加算され、
Coopながら他人と得点争いをすることもできる。

複数人での対戦は以前からあったが、
他人と協力して敵兵を倒し進んでいくというのはまた独特の楽しさがあり、
誰かが危険なときに誰かが助けに行ったり、
ある方向から攻めている際に別の誰かが回り込んだりと
1人のときにはできなかったプレイスタイルが体験できる。

Coopでは誰かの体力がゼロになった際、
そのプレイヤーは地面に寝転がってハンドガンだけが使える状態になり、
そのまま一定時間が経つと死亡してしまう。
それまでに別のプレイヤーが走り寄ってXボタンを長押しすれば
再び体力満タンの状態で復活できる仕様。
誰かが死んでしまったり、全プレイヤーが倒れた状態になると
直前のチェックポイントからやり直しとなる。

この、他人が復活させてくれるシステムによって
強い仲間意識を感じることができ、
誰か1人だけが独走するようなことなく協力が楽しめるし、
倒れてしまったプレイヤーもハンドガンによってそれなりに敵を撃退できるので
常に全員が何かしら忙しい状態が保たれる。
このバランスが見事で、Coopが非常に面白い。

シングルプレイの場合は2種類しか武器が持てないが、
2人プレイなら合わせて4種類まで持てるわけなので、
火炎放射器や狙撃銃、軽機関銃などの少しクセのある武器でも
仲間がアサルトライフルでサポートしてくれれば
まったく問題なく役立てさせられる。

さらにシングルプレイをクリアすると遊べる「Nazi Zombie」モードも
Coopに対応している。

「Nazi Zombie」ではある建物にこもり、
外から窓を破って侵入してくるゾンビたちを撃退して
できる限り長く行き続けるためのモード。
戦争を舞台にしたCall of Dutyとは雰囲気が違うが、
これはこれでひとつのゲームとして成り立っており、非常に面白い。

ゾンビを倒すごとにポイントが加算され、
そのポイントを消費して別の部屋への扉を開放したり、
新たな武器を補充したりすることができる。
弾が有限な上、敵の数も体力もどんどん増えるので
速やかに敵を倒して次々に新たな武器を仕入れる必要がある。

さらにゾンビが破った窓や壁は
Xボタンを長押しすることで再び元の状態に補修できるため、
敵を倒す、逃げて体力を回復する、武器を仕入れる、
新たな部屋を開放する、窓や壁を補修する、という作業を
全員で協力しながら慌しくこなしていくことになる。

新たな部屋を開放することで、
今まで買うことができなかった武器が入手できるようになるが、
反面、ゾンビが侵入してくる箇所も増えてしまうので
どの武器を目当てにどの部屋を開放するかがポイントになる。

Coopと同じく、倒れたプレイヤーは別のプレイヤーが助け起こせるが、
ゾンビを一定数倒してWAVEと呼ばれる区切りを迎えれば
味方は全員復活し、所持グレネードも少し回復する。

WAVEは無限に続くため、いつかはやられてしまうが
複数のプレイヤーで連携を取りながら建物に閉じこもる感覚は
本編では味わえなかった楽しさがある。
Left 4 Dead」も仲間と協力してゾンビを倒していく作品だったが、
閉鎖された場所に立てこもる部分と入手する武器を選択する部分とが
また違った面白さにつながっている。
このモード単品で十分ゲームとして成り立つデキだ。

同じゲームを楽しめる仲間がいるならぜひ試して欲しい。
Coopが対戦以上に楽しいことがよくわかるだろう。

同作品の別のレビュー

【同シリーズのレビュー】
コール オブ デューティ4:モダン・ウォーフェア
コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2