バイオハザード5
2009年3月17日10:06【カテゴリ : Xbox360】
シングルプレイにて難易度NORMAL、クリア。
Coopプレイで難易度PROFESSIONAL、クリア。
今回は3周ほどプレイしてからの感想なので
プレイ開始直後の感想は別記事で。
視点としてはバイオ4と同じく、主人公の背中越しに見るカメラ。
そのためTPSとしてとらえがちだが、
実際にはTPSとはかなり操作の印象が違うため
アクションアドベンチャーと考える方が良い。
今作ではアフリカを舞台にウィルスに感染した住民相手に戦うが、
毎回、結構な集団で登場するし、割と銃弾にも耐えるので
最初はやたら弾が足りなくなる。
そこで足などを狙って相手を怯ませ、
その後に接近してXボタンを押すとアッパーやフックなどの体術が発動できる。
序盤はハンドガンしかないし、これを積極的に狙っていかないと行き詰まるだろう。
それでも慣れない操作と、敵集団に囲まれやすいマップ配置なので
いきなりNORMALの難易度から始めた私は相当に難しく感じた。
ただ、ゲーム中に集めた金貨や手に入れた宝石を売って資金を集め、
武器を改造したり新たに買うことができる。
しかも難易度を変更したり、チャプター選択して始めたりしても
その装備はそのまま保持されるため
プレイすればするほど装備が圧倒的に充実してくる。
このシステムはなかなか気持ちよく、
やればやるほど装備の自由度が高まるので面白い。
今作では常に相棒となるキャラが連れ添っており、
最後まで2人1組のまま進む。
それこそ「アーミー オブ ツー」や「ケイン&リンチ」のような感じで
2人で同時に操作するレバーや、片方が先行して進路を開くシーンなど
絶対に2人が一緒にいないと進めないステージ構成になっている。
シングルプレイのときは相棒はAIが動かすことになるが、
射撃精度は非常に高いものの、弾をかなり贅沢に消費するので
すぐに弾が底をつく。
自分の銃とは違う弾を使う武器を持たせておく方が良い。
Coopではそれぞれをプレイヤーが操作することになるので
ボイスチャットで相談しながら協力して戦況を切り開いていく。
これはさすがに面白く、弾薬や回復薬を渡せるし(武器は不可)、
片方が倒れてももう片方が助け起こすことができる。
どちらが金貨や宝石を拾っても両方のステータスに追加される仕様なので
取得アイテムで争うようなこともない。
定期的に2人そろわないと開けないドアがあるので
片方が先行しすぎるようなこともできず、常に相棒を意識しながら
前進できるようになっているCoop向きなデザインはさすが。
ストーリーは相変わらず大きな進展はない。
そして今回の敵は初期のバイオハザードのようなゾンビ姿ではなく
普通の人間としての見た目だし、
明るい日差しの下でかなり素早く動きながら戦うため
ホラーとしての恐怖感はほとんどなくなってしまった。
あるのはあくまで敵に急に接近されてしまった危機感や
弾薬や回復薬が不足する怖さである。
そして今作の操作方法に対して違和感を感じるプレイヤーは多い。
バイオシリーズとしての特有の操作方法を貫きたかったのかもしれないが
昔のような俯瞰視点でない以上、TPSと判断されるのは当然。
にも関わらず、これだけTPSが発売されている今、
一般のTPSとかなり異なる操作方法や
リロードやナイフ使用のイマイチ直感的でないボタン配置も厳しい。
今までのバイオをプレイしてきた人にとっては
「この操作性こそがバイオシリーズ」と思うかもしれないが、
今作で初めてバイオに触れたユーザーは
「TPSなのに操作しにくい」と感じるだろう。
射撃はともかくとして、リロードぐらいは
せめて歩きながらできるようにして欲しかったし、
箱やタルを壊すのに頻繁に使用するナイフも
ワンボタンで抜刀から斬る動作までして欲しかった。
さらに、ザコ敵も含めて即死判定の攻撃に出会う機会がかなり多いが、
シングルプレイの場合、AIが操作する相棒の立ち回りが悪くて
勝手に殺されてしまってゲームオーバーになることが何度かあった。
相棒には単純な指示しか出せないので、せめて即死攻撃からは
自動で距離を取るような動きをして欲しい。
自分のミスではない部分でゲームオーバーになったようで理不尽に感じる。
グラフィック面はまったく問題なく、
今の日本ゲームにおいては最高峰のレベルと言えるだろう。
モーションやテクスチャ、武器の扱い方までかなりクオリティが高い。
残念なのは他のゲームが着々と進化し、
周りのラインナップがどんどん変化している中、
バイオはあくまでバイオの枠から出ていない点だ。
操作方法に関してもムービーシーンの挿入に関しても
古い時代のバイオとほとんど変えていない。
しかし、ゲームをプレイする側はその間にさまざまなゲームを体験し、
新たな演出や洗練された操作方法に慣れていっている。
もはやバイオハザードでなくても、
それに代わる楽しさや恐怖を感じるゲームがどんどん出ているのだ。
「これがバイオだから」と保守的になっていては新しいゲームに次々と追い越されていく。
いつまでも「バイオハザード」のネームバリューに頼っているだけでは
いずれファンが離れてしまうだろう。
【同シリーズのレビュー】
バイオハザード(映画)
バイオハザード2 アポカリプス(映画)
バイオハザード3(映画)
バイオハザード ディジェネレーション(CG映画)
【参考になった攻略サイト】
バイオハザード 5 攻略@wiki
