難易度「007」にてクリア。

同名の映画作品をFPSで再現したゲーム。
モデリングはなかなかによく、特に主人公は元の俳優を限りなく再現したデキ。
カバーアクションによって遮蔽物に主人公が隠れる様子は
まさに007の雰囲気そのもの。

映画の内容をきっちりとなぞっており、
映画で観たシーンや流れがそのままゲームとしてプレイできる。
スーツに身を包んで冷静に敵を倒す感覚が
007になったような気にさせてくれる。

しかし、本作は007ファンには満足だろうが、
FPSファンには特別プレイする理由がない。

ボタン設定を「レガシー」にすることで
FPSに慣れたプレイヤーにとって直感的な操作になる。
全体的に難易度は低く、最高難易度でないなら
カバーせずに無双プレイをしても問題がないほど。

残酷表現はもとより、出血すらしないので
敵を倒した手ごたえがイマイチなのが残念。
ヘッドショットが成功したかどうかも区別しにくい。

特定の壁や遮蔽物に近づいてボタンを押すと
そこに身をかがめて敵の様子をうかがうカバーアクションができる。
距離が空いているときにボタンを押せば遮蔽物までダッシュする点や
遮蔽物の端から別の遮蔽物まで飛び移る様などは
ギアーズ オブ ウォー」を連想するシステムだが、
本作を遊ぶといかにギアーズ オブ ウォーが
綺麗にシステムを活かしていたかを痛感する。

全編通して007らしさを出すため、
ロックされた扉の解除や監視カメラの無効作業、
敵と格闘する際のボタンアクションなどが必要になるが、
FPSを楽しみたいプレイヤーにとってはいずれも邪魔に感じてしまう。
そういった部分がわずらわしく感じるなら
他のFPSをプレイする方が楽しいだろう。

ただ、映画やアニメを題材にしたゲームは不出来なものが多いため、
そういった中ではなかなかのクオリティになっていると思う。
及第点以上のデキなので、これならキャラゲーと蔑まれることもないだろう。
FPSに不慣れな007ファンにオススメ。

【参考になった攻略サイト】
停留所-Bus Parade- - 007/慰めの報酬 攻略001『ホワイト邸』