難易度Experiencedにてクリア。
懐かしき名作映画を題材にTPSとして再現したもの。
原作映画の方も鑑賞済み。

これがすごくよくできている。
話の流れとしては映画2作の続きにあたる時系列で、
映画でお馴染みのゴーストバスターズ4人に
新人として入隊したルーキーを操作することになる。

原作映画の俳優の顔と雰囲気、ゴーストバスターズの事務所や車、
さらには受け付けのとぼけた女性までそっくり。

武器は最終的に4種類まで増えるが、
基本の操作としてRトリガーで武器発射、
Lトリガーで同じ武器による第2攻撃発射。
十字ボタン上で選択できる赤いレーザーの武器は
Rトリガー攻撃時にLBボタンを押せばキャプチャーレーザーになり、
体力が減って赤く表示されているゴーストを捕獲することができる。
さらにその状態でLトリガーを押せば
左スティックを倒している方向にゴーストを叩きつけることが可能。

Xボタンでトラップを地面に置くので
キャプチャーレーザーで捕まえているゴーストを近づければ
閉じ込めて捕まえることができる。

他の武器もRトリガー、Lトリガーでそれぞれ2種類の攻撃ができ、
その効果が大きく違うので、それを活かしたアクションができる。

ただし、クリーチャーと呼ばれる実体のある敵は捕獲することはできず、
あくまで体力を減らして倒すことだけ。

全体的に映画の雰囲気を再現する表現力が素晴らしく、
ゴーストの雰囲気や透けている感じ、
キャプチャーレーザーのうねり具合や
捕まえたゴーストが暴れる感触が見事に表現されている。

物理エンジンを利用した挙動や
ゴースト退治に巻き込まれて周囲の物が破壊されていく様子もうまく、
武器の特性を活かした攻撃以外の利用させ方も素晴らしい。

一般のTPSと違い、敵に攻撃を当て続けて体力を減らし、
頃合いを見て一気に捕まえて暴れまくるゴーストを
トラップへと叩きこむ感触は他のゲームでは味わえない手応えだし、
これこそが原作映画を観た人が共感できる操作感だと思う。

ステージの内容や展開も多種多様で、
プレイヤーを驚かせる構成は素晴らしい。

多少、残念な点としては仲間のゴーストバスターズが
妙に打たれ弱く、すぐにダウンするので
しょっちゅう助け起こしに行かないといけない点と、
オートセーブな割にセーブしているタイミングがわからない点だ。
ある程度の場面展開があればセーブされるのだが、
それがいつかわからないため、中断するタイミングを計りにくい。

また、ゲームを起動したときに
ゲームデータが保存されているストレージデバイスを選択すると、
他のデバイスを選択するかいちいち確認が出る。
(しかも別のデバイスを選ぶ側にカーソルが合っている)
これも毎回のことだけにやけに不便に感じた。

とりあえず、全体的には非常に高いクオリティで完成している作品。
原作映画の雰囲気を損なわずに独特のTPSとして仕上げた良作。
最低でも映画の1作目を観ておいて欲しいし、
逆にファンにとってはこれが「ゴーストバスターズ3」と言っても過言でないほど。

【同シリーズのレビュー】
ゴーストバスターズ(映画)