Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)
2009年11月16日12:45【カテゴリ : Xbox360】
全6種のエンディングにてクリア。プレイ時間は約23時間。
タイムリープ(タイムトラベル)を題材にしたアドベンチャーゲーム。
アドベンチャーというよりもノベルゲームと言うべきかもしれないが、
本編は基本的に文章をひたすら読み、たまに携帯電話をいじる程度。
本作の面白味はシナリオに集約されており、派手な動きやゲームらしい操作はない。
携帯電話はほぼいつでも取り出せるようになっており、
それを操作することでシナリオが分岐するシステムが特徴。
そのため、明確な選択肢が表示されることはなく、
一般的なアドベンチャーゲームにある「どちらを選択するか」という流れと違って
「携帯を使う行動をするか、しないか」という選択になる。
女性の登場人物が非常に多く、顔はしっかり見分けが付くが
最初は名前と一致させて覚えるのが大変。
特にメールをよく使う仕様なので、名前と顔の一致は重要。
会話部分とは違う名前で携帯に登録されていたりするので混乱した。
タイムリープが題材ということで、前半はあくまで伏線張りが中心となり、
シナリオの妙は後半で一気に押しかけるタイプ。
それまでは割とくだらない話をダラダラとする印象が強く、
しかも「2ちゃんねる」を中心としたネットスラングや表現が頻発するので
相当に痛々しい思いをさせられる。
キャラクターの特徴付けや、2ちゃんねる風の掲示板の存在にも関わるので
必要性がないわけではないが、耐性がない人には結構辛いだろう。
しかしながらタイムリープを可能にするお膳立てが徐々に揃う流れや、
何気ない会話ですらも、
事実の有無や世界の変化を感じさせる持っていき方は素晴らしい。
どういう展開になったのか気になって、
ページをめくるのももどかしく思うほどの引きは見事。
複数のエンディングがあるが、それぞれに分岐したあと
一気に特定のキャラクターに感情移入してしまう流れも素晴らしい。
それほどそれぞれの分岐シナリオに個性と魅力がある。
登場人物にまったくの無駄がないのも見事としか言いようがない。
小さな不満としては、携帯を頻繁に操作する仕様なのに
待ち受け画面でAボタンを押さないと携帯上のメニューが表示されないことと、
取り出すのはXボタン一発で取り出せるのに
しまうのはBボタンを連打する必要があるのがかったるいぐらい。
それと、一部のエンディングは条件が複雑すぎて
攻略サイトを見ないと自力で見つけ出すのが困難なのは残念。
ユーザーの評判が高く、かなり気になっていたタイトルだが
確かにその期待に応えるだけの感覚を味わわせてくれる。
じっくり読むタイプのゲームが苦手な人も
一旦、シナリオの面白味が出てくれば一気にハマるだろう。
【参考になった攻略サイト】
XBOX360 実績解除スレまとめ @wiki - Steins;Gate
