全15チャプターをレイ、トーマスのそれぞれでクリア。

西部の荒野を舞台にした珍しいFPS。
わかりづらいが、サブタイトルのない「コール・オブ・ファレス」の続編となる。
前作は未プレイ。

西部劇の世界観となるので登場する武器も
リボルバー型のハンドガンやスコープのないライフルばかり。
特性の違う兄弟のどちらかをチャプターごとに選択し、プレイしていく。

選ばなかった方の兄弟も仲間としてついてくるが、
ゲームの最中に兄弟間で行われる会話も
FPS視点のまま行われるため、
どうにも自分のキャラクターがしゃべっている意識が薄く、
自分以外の2人が後ろで話をしているように思えた。

グラフィックは非常に美しく、草木や水、建物の表現は素晴らしい。
広々とした景色を背景に、荒くれ者たちを次々と撃つ楽しさはある。

が、多数のFPSを送り出してきたUBIソフトなのに操作性に難アリといった感じで、
まず銃のリロードがYボタンに設定されていることに驚く。
RBボタンを押し続けての武器の切り替えも若干やりづらかったり、
ある場面で突然に独自の操作を要求されたりする。
しかも兄弟でそれぞれ違う操作方法もあり、
その都度チュートリアルが表示されるものの、
一回目はイマイチ勝手がわからないことも多い。

FPSでは遮蔽物に隠れながら敵を狙うことが基本となるが、
そういうものの後ろに行くと勝手にカバーアクションになって
操作感が変わってしまうのは非常に邪魔。
オプションでOFFにすることができるものの、
どう隠れるかはFPSの醍醐味であるだけに余計なシステムだったと思う。

敵を撃つたびにゲージがたまり、一定量たまると
時間をスローにして素早く敵を連続して狙うことができる「ファストドロー」も
1分以内に使わないとゲージがなくなってしまうため
いざというときに取っておくこともできず、少数の敵に無駄遣いしてしまったりする。

倒した敵から金や弾を手に入れることもできるが、
死体が消えてしまうとどこにアイテムが落ちているか見当がつかなくなる。
視界が妙にボヤけたりブレたりする演出も多く、
このあたりも非常に遊びづらい要因だ。

西部劇という新鮮さとグラフィックの美しさは群を抜いているだけに
FPSとしての遊びにくさやイマイチな操作性は本当に残念。